金村が考えている”親切”とは?

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100年塾の第2講が今週熱海で開催された。

プログラム自体朝5時半から22時までびっしり組まれているが、

そんなプログラム以上に濃い時間を過ごすことができた。

 

 

100年塾は、成功し続ける会社にするために、

まずは社長が変わる必要があると伝えている。

その上で、”やりたいこと”ではなく、

”やるべきこと”を何を、なぜ、どのタイミングでやればいいかを

各会社別にアドバイスをしている。

 

 

しかし、教えてもらったことをすぐに会社ではじめようとすると、

『◯◯さん、今やったら上手くいかないからやったら駄目ですよ』

と伝えることがある。特に1年目の社長に言うことが多い。

 

 

社内に成功し続けるための文化を導入して、

習慣化するためには順序がある。

この順序を守らないとせっかく上手くいくものも上手くいかなくなる。

これを塾長をしている私自身がこれまでに一番失敗をしてきている。

順序を間違えて、しかもそれを修正することなく推し進めてきたからこそ、

流さなくていい血(社員の退職)を流してきた。

 

 

この過ちを繰り返して欲しくないからこそ、

正式な入塾が決まると塾生が北海道の倶知安であっても、

九州の佐賀県であっても、必ず自分の目で会社を訪問し、

先代への挨拶はもちろん、社員に声をかけ、社内の雰囲気を確認している。

 

 

 

どのような順序で導入することで、

この会社は成功し続ける文化が根をはることができるかを考えている。

 

 

ここまではやる気があって、

改革を進める意思が強い社長に対してのことだ。

逆のパターンもある。

 

 

せっかく塾に来ているにもかかわらず、

いろいろと社内の理由を言って行動しない社長もいる。

 

 

みなさんはこんなイギリスのことわざを知っているだろうか。

”馬を水辺に連れていくことはできても、水を飲ませることはできない”

 

 

せっかく成功し続ける会社をつくるための

再現性の高い道具は揃っているにも関わらず、

それらを使おうとしない。

これは私がいくら手を替え品を替え伝えても社長は全く動かない。

逆に社長は、しつこければしつこくするほど動かない(笑)

 

 

では、馬に水を飲ませるように、

社長に実践してもらうためにどうすればいいか。

 

 

馬喉が乾くまで待つ、気がつくまで待つ。

これしかありません。

 

 

単純な答えかもしれませんが、

アドラーも言っているようにそれは相手の課題であって、

こちらの課題ではないからです。

 

 

でも、そう言っていては

せっかくの時間とコストを使って参加してくれているのに申し訳ない。

 

 

馬に例えれば、水が飲みたくなるような状態にする。

暑い場所を歩かせるとか、長い距離を歩かせるとか。

その結果人間が連れていかなくても、

どこに水があるかさえわかっていれば、勝手に水を飲みに行く。

 

 

ではこれを社長に置き換えると、

一緒に学んだ同志の社長たちが実践して

社内のコミュニケーションが良くなり、

業績などの成果も変わりはじめるなどの報告を受ける。

 

 

100年塾では同志の成功体験を横展開している。

同じことを学んで、しかも、

自分も一歩踏み出せば再現性が高い道具を使って、

同じ成果をあげることができる。

 

 

あとはその一歩を踏み出す”勇気”があるかどうか。

 

 

この一歩を踏み出す”勇気”の部分だけは、

私が強制してやらせないと決めている。

 

 

なぜなら、社長という職業、しかも、小さな会社の社長には

想像もつかないようなことがこれから先も起こる。

それでも、毅然と胸を張り、社員とその家族を守るために

”勇気”ある意思決定をし続ける必要がある。

 

 

今は私が一歩踏み出させてあげることは簡単だ。

でも、守らないといけないものがある立場の人が

そのような状態では会社は必ずいつか駄目になる。

だからこそ、厳しいかもしれないけど、

一歩を踏み出す”勇気”は自らしてもらっている。

 

 

常々言っていることですが、

私は経営コンサルタントではなく社長コンサルタントです。

 

 

社長が私の元を離れても、成功し続ける会社の文化と

その中で生き生きと活躍してくれている社員たちと一緒に、

お客様に無くては困ると言われる会社になってもらうために、

塾長としてアドバイスさせてもらっている。

 

 

これが私なりに考える本当の意味での『親切』だ。

※親と縁を切っても生きていけるようにする意味。

 

 

 

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