役職者・幹部社員によくある典型的な失敗【4】

部下に『頑張れ』と言ってはいけない

部下に対して行ってはならないフレーズがいくつかあります。

その最たるものが『頑張れ』という言葉です。

部下に『頑張れ』と言った経験がある人は、思い出してみてください。

それで部下の動きが目に見えて、よくなったことがあるでしょうか?

『頑張れ』と言いたくなる部下は、仕事を取り組む『姿勢』が悪い

上司が思わず『頑張れ』と言いたくなる部下は、要するにやる気のない未熟な部下です。

そんな人に抽象的な指示を与えても、動くことはありません。

上司の具体的な指示が、部下の具体的な結果を生む

そのような部下には具体的な指示を上司がすることです。

具体的な指示とは、人がブレずに行動できるように説明したり、文章にすること。その内容は、量で表示し。量で指示する。

例えば、

『午前中に◯◯社長に電話をして、来週の打合せの約束を取り付けなさい』

『セミナー会場の準備チェックリストを使い、受付開始15分前までに完了させなさい』

『お客様が来られたら席までご案内をして、名刺交換をしなさい』

といった具合に、具体的に指示しなくては、未熟な部下はなかなか動きません。

指示を実行した後の成功体験が部下を成長させる

そんな上司のうるさい指示にしたがって、注文や依頼が取れる嬉しい成功体験をして、初めて自分から頑張るようになるのです。

上司の具体的な指示が、部下の具体的な結果を生むことを忘れてはいけません。

部下に『徹底的にやりなさい』と言ってはいけない

『徹底的にやりなさい』というのも、上司はつい言ってしまいがちですが、抽象的で部下には響かない言葉です。
部下に徹底的にやらすのであれば、上司はしつこさを見せないといけません。
整理整頓を徹底させたいなら、何をどこにおうっかを上司が決めて、部下がきちんと決められた位置に戻しているかを随時チェックし、できていなければ『コト』を叱る。
仕事の『徹底』は上司の責任です。

この記事を書いた人

金村 秀一

金村 秀一

100年塾塾長・社長コンサルタント

社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。