『やらなくていい仕事』を指示すると部下は潰れない
優秀な部下を潰してしまう上司も目立ちます。
頼もしく思うあまり、仕事を頼みすぎて、部下がオーバーワークになって体調を崩したり、嫌気がさして会社を辞めてしまう。
これは『やらなくていい仕事』を指示できないのが原因です。
部下の時間と体力には限界がある
優秀な部下にあれもこれも頼みたくなるのは自然の感情です。
買い物に言ってあれもこれも買いたくなるのと同じです。
けれど、買い物に使えるお金や時間が限られているのと同じように、部下の時間と体力にも限界があります。
だから、上司になったら、たくさんある『頼みたい仕事』から『やらせなくていい仕事』を選ぶクセをつけなければいけません。
幹部社員と新人社員の仕事のバランス
私は幹部社員にの仕事内容を常時チェック、観察し、定期的に『もうやらなくていい仕事』を指示します。
一方、新人にはフル回転しないとできない仕事量を与えるのがちょうどいい。新しい失敗体験が増えて、すくすく成長してくれます。