『無視・賞賛・非難』によって社員は育つ【社員教育】

金村
『無視・賞賛・非難』のプロセスを通じて人は成長していく。各ステージで乗り越えないといけない壁があり、乗り越えられるかどうかを試されている。

『無視』によって三流は育つ

仕事をしていれば、自分なりに一生懸命頑張っていても、

誰も振り向いてくれない、評価されない、

自分という存在が認められないなどの感覚を覚える時があります。

このような『無視』にも似た感覚は、誰しも辛いものです。

しかし、違う観点から考えてみれば『無視』は『門前払い』とも言えます。

ですから、まずは自分の実力不足を謙虚に、素直に認めなければいけません。

その上で、『絶対振り向かせてやる!』と奮起して、しぶとく行動し続ける。

このような『粘りや継続』を続けた人にだけ、スポットライトが当たる時が訪れます。

『無視』によって、あなたの粘り強さが試されています。

『賞賛』によって二流は育つ

『賞賛』は、受けないよりも受けた方がいいに決まっています。

二流の社員はまだまだ器量が小さく、成功体験も少ないです。

そんな社員は、『賞賛』しながら伸ばす方が上手くいきます。

そして『賞賛』によって、その人の『謙虚さ』が試されています。

謙虚さを忘れ、天狗になってしまい、大失敗をしてしまう。

謙虚さを忘れ、わがままを引き出し、傲慢さを増長させてしまう。

一時的な『賞賛』に惑わされることなく、自分がやるべきことを迷いなくやりきることです。

『賞賛』によって、あなたの素直さ・謙虚さが試されています。

『非難』によって一流は育つ

成長すればするほど、成功すればするほど、脅威を感じる人、妬む人が増え、

非難や中傷、批判などが降りかかってきます。

自分のことを落としにかかる力を跳ね除けて、しぶとく自分を貫くことができるかどうかが、

一流になれるか否かの重大な分岐点となります。

この『ふるい』とも言える分岐点が、その人が抱く志の強さを選別しています。

結局は、自分のやっていることに『覚悟』のある人が、この『非難』に負けない人です。

だから『賞賛』されている間は一流ではなく、まわりから『非難』されるようになってこそ一流と言えます。

『非難』によって、あなたの覚悟・志が試されています。

 

金村秀一公式メルマガ

『ブログには書けない本音トークをメルマガでお届けします!』

匿名でブログの感想を送信する

    この記事を書いた人

    金村 秀一

    100年塾塾長・社長コンサルタント

    社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

    経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。