挑戦した大会
今回挑戦した大会は『京都マラソン2019』。ランナーエントリーの総数は61,558人。うち一般枠のマラソン申込者数は57,000人で抽選倍率は4.5倍、一般枠のペア駅伝の申込者数は過去最多の959組1,918人で抽選倍率は5.6倍となった。数名の社長と一緒にエントリーするものの、自分だけの当選となった。京都の街の中を走れる贅沢な大会。
タイム目標
これまでのベストタイムは、前回のレース・富士山マラソンでの4時間36分18秒。今回の目標タイムは、再び自己記録の更新。
でも、妻と息子からは、『せっかくなんだから、京都の街を楽しみながら走っておいでよぉ』と言われ、『確かに・・・』と思う部分もある。初めての大会であること、久しぶりに1人で走ること、スタート地点での慣れない待ち時間を考えると、サブ5で楽しんで走ることも次に繋がると考えてる。FUN RUN!で行きたい!
レース内容
前回の富士山マラソンと同じでスタートから5㎞までのペースが上がらない。なんなんだろう?と走りながら考えてしまうほどだった。心拍も150あったことを考えると緊張していたのだろうか?調べて改善してみる必要がありそうだ。
コースが5㎞過ぎから17㎞までは上りと下りが繰り返されることもあり、初めてペースで走る『ペース走』ではなく、心拍数で走る『心拍数走』で走ってみた。目標の心拍数は160未満。
17kmまでの上り坂を難なく走りきることができた。これは、大会前に2回ほど練習した皇居ランの15㎞走が大きかった。普段だったら歩いてしまう上り坂も『1㎞続く上り坂はない』と自分に言い聞かせ歩くことなく走れた。また、上り坂と下り坂の対策をしてから望めたことも大きな要因。心拍数とピッチ重視で38㎞付近の坂も含めて全てに対応できた。
前回マラソンでも調子よく走れた理由のひとつに『給水は水』があった。前回と同じ良い流れにあやかるために、今回も給水はスポーツドリンクではなく水に徹した。京都マラソンは、約3㎞ごとに14カ所に給水地点があり、これは本当に助かった。
『心拍数ラン』に徹したおかげで、これまでに味わったことのない、最後まで脚が前に出る満足度の高いマラソンとなった。なぜなら、今回の京都マラソンでは、給水地点以外で歩くことがなかった。苦しくない、そのうえ脚が前に出る。これまでに体験したことがない、なんとも不思議な体験ができた。
▲前回の富士山マラソンでの心拍ゾーン。160以上がレース全体の66%を占めていることがわかる。
▲今回の京都マラソンの心拍ゾーン。160未満がレース全体の69%を占めている。それだけ無理せず楽に走れたということ。その結果、最後の最後まで脚が残すことができた。
記録更新を意識したのは25㎞過ぎあたりから。前回の30㎞と40㎞の通過タイムは覚えていたので、頭の中で高速回転でタイムの計算をして、区間1㎞のタイムを腕時計で確認しながら走った。
今回の大会は娘と一緒に来ている。大会前日には20,000歩を超える市内観光を一緒にした。そんなこともあり、娘がマラソン大会のことを心配していたこともあり、どうしてもそれを結果で払拭してあげたかった。さらに、もし記録更新できれば『前日20,000歩のウォーミングアップのおかげ』と言うこともできることもあり、なんとかしたかった。
30㎞の通過タイムとその時のペースを考えたら、『今のままのペースでいける!』ことに気づき、最後まで同じペースで走ることができた。おかげで2分40秒の記録更新となり、前日の観光もウォーミングアップになったと娘に言ったら喜んでて一安心した。
人間、自分のためだと諦めてしまうものだが、人のためとなると底力が出るものだ。
次回に向けての課題と対策
レース結果
レース結果は、4時間33分38秒。
各地点の通過時間は、以下の通り。
10㎞:1時間02分12秒
20㎞:2時間06分02秒
30㎞:3時間12分20秒
40㎞:4時間19分43秒
連続完走記録更新
果敢にチャレンジした11回目の挑戦も無事に完走することができた。
→ 5時間56分34秒
②東京マラソン2012
→ 4時間43分30秒【自己記録更新】
③第2回富士山マラソン2013
→ 5時間37分39秒
④第3回富士山マラソン2014
→ 5時間27分24秒
⑤第4回富士山マラゾン2015
→ 5時間53分21秒
⑥東京マラソン2017
→ 5時間13分43秒
⑦千歳JAL国際マラソン2017
→ 5時間27分42秒
⑧第6回富士山マラソン2017
→ 4時間58分08秒
⑨千歳JAL国際マラソン2018
→ 4時間50分00秒
⑩第7回富士山マラソン2018
→ 4時間36分18秒【自己記録更新】
⑪京都マラソン2019
→ 4時間33分38秒【自己記録更新】