効果的な社員研修である『戦略MG研修』を長野・佐久平で開催してきました!

金村
今日は長野県の佐久平にて戦略MG飲食版の社員研修を行いました!

戦略MGで経営者意識を疑似体験させる

飲食店経営のような店舗ビジネスでは、社員一人一人の仕事の成果をはっきりさせることはなかなか難しいもの。

そんため、よほど優秀なリーダーがいない限り、社員たちは悪い意味で、自分はチームの一員として考え他人に依存しはじめ、仕事が『自分ゴト』ではなく、『他人ゴト』になり、チームとして成果を上げることが難しくなっていく。

実際、多くの社長がこの問題で悩んでいて、よく相談を受ける。

ポイントは『他人ゴト』と考えている仕事を『自分ゴト』として考えさせることにある。言い換えると、『経営者意識を持たせる』と言うこともできる。

『経営者意識を持たせる』とは言葉でいうのは簡単だが、実際にはなかなか難しい。経営者意識を持たせる一番最適な方法は、経営者になってもらうことである。しかし、現実では経営者になってもらうことは、ほぼ不可能であり、現実的ではない。

そこで私の会社では、戦略MG(マネジメントゲーム)というツールを使って、経営者意識を疑似体験させている。

行動が先、理解は後から

社員研修で一番効果が期待できる研修形式が『ゲーム形式』だ。

研修は基本、講義形式が多いが、講義形式の場合は理解することが先行するために、頭でっかちのテクニックが身につく。

その結果、理解できたことだけを行動する社員が育成されていくことになる。

 

比べてこのMG研修は、『ゲーム形式』の研修となっている。

ルールはほどほどに、ゲームでの体験を先行させる。

初めて参加する人は、考えてもわからないことが多い。

考えてもわからなくても、まわりの人に合わせてゲームを進めていく。

そして、ゲームが終わった後のフィードバックを聞いて、理解を深めていく。

子供が自転車に乗るプロセスが正しい教育方法

体験を先にすることで、失敗する確率は増える。

むしろ、失敗をすることで『どうしたら上手くできるのか?』ということを知りたくなる。

この『知りたい!』という気持ちになることが、研修ではな何より重要だ。

この状態で教わることは、血となり肉となりやすいことが特徴でもある。

子供が初めて自転車に乗る時のプロセスに似ている。

最初から2〜3時間の自転車の講義をしてから、自転車に乗る子供はまずいない。

いきなり自転車に乗る『体験』を先にして、転び(失敗し)ながら、アドバイスをもらって成長していく。

そして、あっという間に、補助輪もなく、親の手も借りることなく、1人で自転車に乗れるようになる。

理解するとは『知識』に『体験』が加わること

理解するとは、知識+体験=理解する(わかった)ということ。

理解だけしても、体験しなければ、それは、『わかった』ではなく、『知った』だけに過ぎない。

知識だけで仕事で活かすことはなかなかできないもの。

それに、体験が加わることで、経験となり、理解した『わかった』という状態に初めてなる。

さらに、単なる『知識』だったことが、このプロセスを経由して『知恵』にも変わる。

効果の高い社員研修で大切なことは、『体験』をどれだけ早い段階で組み込めるかということになる。

参加頂いたお客様の声

本日の戦略MG研修に参加して頂いたみなさんからアンケートを頂きました。その中からいくつかここでご紹介させて頂きます。

 

リスクを恐れず思ったことをどんどんやってみる重要性を体験でした。間違っていてもいいので、前向きな姿勢で即行動することに気づけた。店舗の利益構造はわかっているつもりだったが、今日のMGでゲーム形式で学んだ方が10倍理解しやすかった。ありがとうございました。

 

参加する前は、研修のイメージもできていなかったため、数字に対する勝手な苦手意識がありました。でも、研修を受けて、『数字に対して苦手意識を持たないこと』『数字は0〜9の数字の組み合わせなのでそもそも難しくない』という言葉がとてもしっくりときました。

実際にゲームで体験してみて、限られた時間の中で、どれだけの手数を増やすか、社長の言う『生産性』とはこのことだったのかと体験することができたことは大き買った。

経営を学ぶ第一歩として、とても話に入りやすく経営に興味も持てました。

 

たった10円、20円が会社全体の話になると、とても大きなお金になるということで、みんなと意識して現場で実践していきます。講義中であった『判断』と『決断』の話は、心に刺さりました。『決断』することは立場上なかなか上手くできませんが、『判断』をより高速に数多くしていきます。

 

本日のMG研修、誠にありがとうございました。いろいろな気づきと学びがありましたが、社員教育の重要性を改めて感じました。企業は人なりで、具体的に経験することで、数字へのアレルギーが取り除かれていくので、この体験研修を元に現場でしっかりと生かしていきます。

 

いつもは苦手意識のある数字がすんなりと頭の中に入りました。会議で話をしている数字のことが、今日のMGを体験したことで、理解できたような気がします。

 

初めてMG研修をやらせてもらって、『まずはやってみる』『行動すること』が大切だと気づきました。ライバルとの関係を常に把握しておくことの重要性に気づきました。そして、意思決定を早くして、さらに、行動を早くすることで、良い結果が生めることを体験できました。ありがとうございました。

 

考えすぎると難しくなり、着手が遅くなるので、まずはやってみるということの大事さに改めて気付かされたので、とても満足しました。会社全体での客数を考えると、たった10円、20円、30円の粗利益の違いが、年間にすると数百万の利益増に貢献していることを体験でき、『微差が大差』であることを身をもって理解することができました。

 

座学の講義ではなく、今日のMG研修のような『ゲーム』で体験することにより、楽しんで経営を理解することができるのではないかと感じたので、アルバイトのスタッフにも参加する機会があれば、日常に取り入れやすくなりそうです。

 

本日は戦略MG飲食版研修にご参加いただきありがとうございました。

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    この記事を書いた人

    金村 秀一

    100年塾塾長・社長コンサルタント

    社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

    経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。