映画『マスカレード・ホテル』から洞察力の重要性を学ぶ

金村
今年最初の映画は、邦画の『マスカレード・ホテル』。これだけのキャスティングを全面押ししていることもあり、内容はそれほどでも無いだろうとあまり期待せずに観に行ってきた。

人を見抜く『洞察力』がとても勉強になった

最後までとても面白く観させてもらった。

特に木村拓哉が演じる刑事の、職業柄からくるものを見抜く『洞察力』がとても勉強になった。

かなりの数の鋭いポイントがあったが、中でもバスローブと贈答のワインのシーンは素晴らしかった。

改めて、観察した目に見えることから、目に見えない部分を見抜く力を磨きたいと思った。

『人は共通点で仲良くなり、相違点で相手を尊敬する』

『相手を疑う職業』である警察と、『お客様を信じる職業』であるホテルマンとの思考と行動のギャップも楽しめた。

木村拓哉と長澤まさみが、最初こそ水と油の関係ではあったものの、時間が経過するごとに、自分にはなくて相手にあるものに惹かれていく。

『人は共通点で仲良くなり、相違点で相手を尊敬する』
こんな言葉がぴったりと合う、二人の気持ちの変化も楽しめた。

出張先の宿泊ホテルをワンランク引き上げることにする

この映画を観たことで、ホテルにはこれだけの不特定多数の人が出入りしていることを改めて知った。
さらに『ホテルによってお客様は区別されている』こと知った。
仕事柄、年間で60日以上出張先のホテルに宿泊している。
昨年までは価格やホテルのある場所で宿泊先を決めていた。
今年に入ってからはサービスと空間で宿泊先を決めるようにしている。
具体的には、荷物を部屋に運んでくれることを基準としている。
ホテル選びをワンランク引き上げたことで、もうひとつ上のものを体験していこう。

まとめ

全体を通じてよくできた映画だった。
タイムスケジュールも、ストーリー展開のバランスも良かった。
ここまで仕上がりがよければ、ここまでのキャスティングをしなくても十分良い映画になっていたはずだ。
『人から恨みを買わないこと』の重要性も、この映画のキーワードになるだろう。
相手を傷つけない言動、つまり、人の心を軽くする上機嫌人生の重要性も改めて気付かさせられた映画だった。

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    この記事を書いた人

    金村 秀一

    100年塾塾長・社長コンサルタント

    社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

    経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。