社内のモノを片付けることで、社員が働きやすく、明るく活動できる変化が起きた事例を紹介【第51回TTPツアーズ@埼玉】

金村
第51回目を迎えるTTPツアーズが満員御礼の中、開催されました。

TTPツアーズとは

TTPツアーズの『TTP』とは、『徹底的に真似る』の頭文字から名付けられている。歴史は古くおかげさまで10年目、第51回目を迎える。環境整備を導入して社内に変化が起こった会社を中心に訪問している。年間を通じて定期的に開催されていて、誰でも参加することができるベンチマーキングツアー。

TTPツアーズの特徴は『参加した人は会社に帰ったら、必ず何かひとつパクってください!』というルールがあること。そのため、参加者は社長だけではなく、社員が多いことが特徴的。

訪問先の改善発表箇所は驚異の29ヶ所!

▲今回の訪問先企業は、埼玉にある福田自動車工業株式会社さま。5年連続TTPツアーズの開催企業に選ばれている。満員御礼のお申込みを頂く。

 

▲会場に集まり、自己紹介、会社案内、今回の改善事例の説明が行われる。5年連続にも関わらず、これだけの改善量を社員の手でやったことの価値は大きい。素晴らしい!

 

▲改善発表が終了して、移動が完了した後は、3チームに分かれていよいよ社内見学。

 

▲スマホを片手に大量の写真を撮りながら、改善箇所の説明を改めて聴く。その改善までにどんなプロセスがあったのかという話の内容は、どの会社にも起こりうる『あるある話』が多くあり、参加者もうなづきながら聞いていた。

 

▲同じ環境整備をしていて、これだけ目に見える成果が違うことに驚いていた。

 

改善内容一部紹介

無駄な動きを排除する

▲普段無意識に動いている社内での歩数。これを数え、見える化し、改善まで至る。歩数を少なくすることで無意識の無駄な動きが減る。

清潔のレベルも違う

▲どの会社でもスタッフ専用のシンクは汚い。お客様が使わないことをいいことに、年々劣化していく。そして、諦めの境地に入る。しかし、シンクを蘇らせる技を前回のTTPツアーズから見事に真似、劇的にシンクが生まれ変わる。

定色管理での管理者特定が時間を生む

▲今回の改善の中で、ナンバー1だと思った改善。どこの会社でもありがちな『誰が書いたの?』という無駄な仕事がこの改善でゼロになる。しかも、アナログ改善!デジタルでコストをかけなくてもできることはまだまだあることを教えてもらう。

 

『育む時間』の懇親会

TTPツアーズの会社見学が終了すると、お待ちかねの懇親会。100年塾では、『教育』とは、『教える時間』と『育む時間』からできていると考えている。そのため、第一部のベンチマーキング中は『教える時間』。懇親会で気づいたことを共有することを『育む時間』。懇親会までを含めてTTPツアーズは完了する。

▲懇親会前に今日の気づきと何をパクるかの宣誓を全員で行う。真剣な眼差しで参加者全員が注目。

 

▲経営計画書、経営計画発表会、環境整備、飲みニックなどなど、会社は違くても同じ会社文化を持っていることもあり、参加した社員のみなさんもとにかく明るい。

 

▲今回参加してくれている社員は、前向きに参加している人はほとんどいない(笑)

 

▲社員のみなさんは、いやいや参加してもこの表情(笑)どれだけ環境が人を変えるかということがわかる。

 

▲なぜだか、握手を求められる(笑)

 

▲社長たちも、社員たちの成長と楽しんできる表情をみて、お酒が進む。

 

次回開催は、北海道・留萌

▲次回開催は10月。場所は北海道の留萌。写真の松村社長は次回の告知のためにわざわざ社員2人と参加。それでも『本当に2人を連れてきてよかった!』と満足の様子。

 

▲次回のTTPツアーズのリーダーと副リーダーは若干21歳の同級生。この二人が社内を動かし、20名を超えるTTPツアーズの参加者をお迎えする。若い社員には、チャンスを与える。それが人を成長させるコツ。

 

▲第2部の懇親会も盛況の中無事に終了。参加いただきましたみなさんお楽しみさまでした!次回は10月@北海道・留萌。また、留萌でお会いしましょう!ありがとうございました。

 

金村秀一公式メルマガ

『ブログには書けない本音トークをメルマガでお届けします!』

匿名でブログの感想を送信する

    この記事を書いた人

    金村 秀一

    100年塾塾長・社長コンサルタント

    社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

    経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。