『素直でいること』は、難しい・・・。
なぜなら、人が教えてくれる色々なことを
素直に受け取ってみるのではなく拒否した方が
『自分を持っている』という『感じ』がするからです。
経営者は『自分』を持っていたい人種です。
それはそれで悪いことではありません。
しかし、その欲求を簡単に満たそうとするから
結局、本当の自分を持つことができません。
自分を持っていたいと強く願う経営者は、
その『感じ』を味わいたいため、手っ取り早く
『拒否をする』『素直にならない』ということを、
手段として無意識に使ってしまいます。
そうすることで、自分を守ろうとします。
しかし、素直さを放棄して拒否から得られる
『自分を持っている感』は偽物です。
あなたの本来の姿は、今のあなたではありません。
もっともっと成長できる、あなたがいます。
本当の自分は、もっと先にいます。
それにも関わらず、
今の自分で簡単に満足するのはもったいないことです。
それは社会の損失でもあります。
経営者は成長し続けなければなりません。
会社のためにも、社会のためにも、
関わるすべての人々のためにも、
そして自分自身のためにも、
成長し続けなければなりません。
そのためには、まず、
耳をふさぐことをやめることです。
そうやって自己満足の殻に閉じこもるのをやめることです。
本当に『自分を持っている』者は、
拒否から得られる『自分を持っている感』など必要ありません。
だから、実は、素直になれる人こそ、
本当の『自分を持っている人』なのです。
耳をふさいでいませんか?
素直さを弱さだと感じていませんか?
素直さをもっと大切にしてみよう。
素直さは強さの証明。