挑戦した大会
今回挑戦した大会は『第7回富士山マラソン』。元々の大会名は『河口湖マラソン』。その歴史は古く、1976年の第1回大会から今回で43回目を迎える。富士山を眺めながら河口湖と西湖の周回するコースはパワースポットだけに走っているだけでもエネルギーがもらえる。エントリー期間が長く抽選でないところが仲間と一緒に参加できるので嬉しい大会。今回で5回目の出場となる。
タイム目標
目標タイムは昨年の4時間58分08秒のタイム更新と自己記録の更新ということで4時間30分に設定。前回の千歳マラソンでは『あわよくばサブ4』という淡い夢を描きすぎて撃沈したこともあり、今回はまず2012年東京マラソンでの最速タイムを6年ぶりに更新することだけを確実に目指したい。『若さよりも経験』を立証したい。
レース内容
スタートしてすぐに体が重いことに気づく。ペースが6分15秒から上がらない。インスリンショック には注意していたのだが。。。ここはペースが上がるまで焦らずにそのまま走ることにした。結果、5㎞地点から5分55秒で楽に走れるようになった。
27㎞地点までは全てがうまく行っていた。ガーミン(腕時計)の去年のデータを前日にチェックすると27㎞からやはりペースが落ちていた。『なぜだろう?』と思っていたが、緩やかな上り坂とランナーの心を折る目の前に広がる視野によるものだった。ということで、今年も27㎞からペースが落ちた。。。
下り坂の34㎞までは、アスファルトの状態が良くなくコースどりに苦しんだ。途中のエネルギー補充は上手くいった。給水も今回はスポーツドリンクは一切手をつけずに、水一本にしたのも良かった。自分は途中であんこを食べるとペースが蘇ることも改めてわかった。
最後は33㎞地点で息子にFaceTimeをした。その時に一緒に走っている社長のことばかりを気にしていて、自分のことの話が無かったことにやきもちを焼きペースアップした(笑)おかげで息子のアプリでは39分となっていたゴールタイムを3分近く短縮できた。やはりマラソンは気持ちも重要だと思い知った。『カッコいい姿を見せたい!』という不純な動機が何よりのエネルギーとなった。
次回に向けての課題と対策
前半は20㎞が2時間と好調だっただけに、後半の失速が気になった。しかし、戻ってガーミンの1㎞ごとのタイム結果を見てみると、体が感じていたほど悪いタイムでは無かった。後半のペースタイム(6分45秒)をあと8%改善すればサブ4.5で走ることができる。
そのために月間100㎞のランニングは継続して、毎週末にビルドアップとインターバルトレーニングを追加する。プラス体重をマイナス3Kg。この条件が整えば、さらにマラソンを楽しみながら42.195㎞を走ることができるはず。
サブ4.5を楽しく走ることができれば、マラソンを長く楽しめるようになる。そんな日が早く実現できるように引き続きトレーニングを続けていこう。
レース結果
レース結果は、4時間36分18秒。
各地点の通過時間は、以下の通り。
10㎞:1時間01分04秒
20㎞:2時間00分48秒
30㎞:3時間12分00秒
40㎞:4時間21分37秒
スタートから5分55秒を意識して走る。それが功を奏してか、27キロ地点まではいいペースで走る。そこからのアップダウンについていけず、ペースを落とす。でも、最後まで足が出たので満足のいくレース展開だった。
あわよくばサブ4なんて言っていた自分が恥ずかしい。方針転換でサブ4.5で楽しいマラソンを楽しむことにする。タイムもいいが、応援してくれている人に勇気を与えられるような走りを心がけていきたい。
連続完走記録更新
果敢にチャレンジした10回目の挑戦も無事に完走することができた。
→ 5時間56分34秒
②東京マラソン2012
→ 4時間43分30秒
③第2回富士山マラソン2013
→ 5時間37分39秒
④第3回富士山マラソン2014
→ 5時間27分24秒
⑤第4回富士山マラゾン2015
→ 5時間53分21秒
⑥東京マラソン2017
→ 5時間13分43秒
⑦千歳JAL国際マラソン2017
→ 5時間27分42秒
⑧第6回富士山マラソン2017
→ 4時間58分08秒
⑨千歳JAL国際マラソン2018
→ 4時間50分00秒
⑩第7回富士山マラソン2018
→ 4時間36分18秒【自己記録】