無意識に陥る『成功の囚人』が前向きな行動を妨げる

『成功の囚人』とは

『成功の囚人』という言葉を聞いたことはあるだろうか。

成功の大小に関わらず、一度でも、成功を経験した者は、

その成功体験に囚われてしまい、

思考と行動が固定化してしまうというもの。

『成功の囚人』に無意識に陥る

経営塾を主宰している関係で、

全国各地の社長とお会いする機会が多くある。

経営のことはもちろん、事業継承のことやご家族のことまで、

多岐にわたる相談を社長たちからいただいている。

このように色々な話を聞いている中で、

社長が『成功の囚人』に、無意識のうちに陥ってしまっている。

成功体験が邪魔をする

たとえば、

事業継承をする若い次期社長などは、

経験が少ないことが良い方向に動き、

これまでのしがらみなどに縛られることなく

斬新な提案してくることも多い。

そのため、現社長と次期社長が

経営方針でぶつかることはよくある。

 

現社長のこれまでやってきた成功体験が

無意識のうちに『成功の囚人』にしている時がある。

そのため、斬新な提案を受け入れられない。認められない。

自分のやり方、考え方が一番であり、

それこそが成功法則だと思い込んでいる。

少しだけ上手くいく怖さ

僕は100年塾を通じて、

社員数の少ない小さな会社の不幸の1つは、

『少しだけうまく行ってしまうこと』

だと伝えている。

 

少しだけうまく行ってしまうために、

大成功をするわけでもなく、さらにやめることもできなく、

最終的に『成功の囚人』になってしまう。

 

この話を聞いて『自分は大丈夫だ』などと

他人ごとのように聞いているかもしれないが、

これはどの社長でもよくあることで、

無意識のうちに陥ってしまってしまうため、

他人ごとで終わらせてはいけない。

『刑務所の囚人』とは。

『刑務所の囚人』とは、

いかに自分のメンタルをポジティブに変えても、

毎朝目覚めると刑務所の中にいる現実が変わらないため、

結局、メンタルの書き換えは無駄に終わり、

目の前に広がっている刑務所、

つまり『私は囚人である』という

自己認識に戻ることになるというもの。

 

『あなたの世界』が

『自由がきかず、さまざまな制約でがんじがらめの状態』

であるならば、

あなたはそれを無意識に認識してしまっている。

これは刑務所の中にいるから、

『自分は囚人』であると自己認識してしまう

『刑務所の囚人』になってしまっている。

 

一番怖いのは、無意識のうちに、あなたが、

『あなたの世界』という『刑務所の囚人』になっていることだ。

あなたが内面で考えているメンタルではなく、

あなたが見て信じている世界で解釈している。

信じている通りの人間になる

もし、あなたが『自分は成功する』といかに

メンタルを変えようとしても、

『継承したもののこの事業はこの先厳しい』
『優秀な幹部社員がいないと成功しない』
『もっと資金がないと成功できない』などと

制約のある世界を信じていれば、

あなたはその世界に相応しい人間になる。

 

私たち人間は、

自分が”考えている通り”の人間になるのではなく、

自分が”信じている通り”の世界に相応しい人間になる。

アタリマエを疑ってみること

『成功の囚人』に陥らないためにも、

常識(アタリマエ)を疑ってみることだ。

 

自分が信じていることを疑ってみることで、

これまで見えなかった他の人には見えない可能性も見えてくる。

見える世界を変えるためにも、

このアタリマエを変えてみること、

変化を受け入れることが重要と言える。

 

金村秀一公式メルマガ

*メールアドレス
*お名前(姓)
※お名前は匿名でも登録できます。

匿名でブログの感想を送信する

この記事を書いた人

金村 秀一

金村 秀一

100年塾塾長・社長コンサルタント

社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。