そもそも日本人には英語力がある
多くの日本人は、中学、高校、大学、合わせて10年間英語を学んでいる。大学に行っていない人でも6年間は学んでいることになる。もちろん英語が苦手だったり、英語のテストの点が良くなかった人もいるだろう。しかし、6年間という期間英語と触れていたのは事実だ。
だから、日本人には基本的な英語力はもともとあるのだ。でも、英語の力があっても英会話は上手くいかないことが多い。そこに何かが欠けているため。せっかく6年間培った英語の力も活かすことができていない。その何かを補うことで、誰でも現地の人と英会話を楽しむことができる。
海外旅行はこの3つの英語だけで大丈夫!
① I would like to+やりたいこと
『I would like to』の後に動詞を入れて、自分のやりたいことを伝える。
I would like to go to the ◯◯ Hotel.
私は◯◯ホテルに行きたいです。
I would like to drink a beer.
私はビールが飲みたいです。
I would like to know the strength of your company.
私はあなたの会社の強みを知りたい。
※I want to〜は、友達感覚、フレンドリーな表現なので注意が必要。
※日本人がよく使うPlease(プリーズ)は強い言い方になるなど、失礼になる場合があるので注意が必要。
② Can I get+欲しいもの
Can I get a tourist map?
観光地図もらえますか?
Where can I get a present to a wife around here.
妻へのプレゼントはどこで買えますか?
③ Do you have+探しているもの
Do you have a table?
(レストランなどで)席は空いていますか?
Do you have a gym in this hotel?
このホテルの中にジムはありますか?
英会話以上に大切なことは『話しかける勇気』
『英語+勇気=英会話』
日本人は海外旅行や視察に行くと萎縮してしまって話しかけることができない人が多くいる。それは『自分の英語はきちんと伝わるのだろうか?』『伝わらなくて恥ずかしい思いをしないだろうか』などの気持ちが先行しているからだろう。
このように考えてしまうところも日本人の良いところだと考えている。でも、日本人は少なくても中学校と高校で英語を勉強している。私は『英語+勇気=英会話』だと常々思っている。語学である英語に、話しかける勇気が加わることで、相手との会話が初めて成立する。