熟考したプランBが会社を強くする

06/52WEEKSが終了した。
100年塾に参加している社長はいろいろと大きく成長をしている。
入塾前は、時代の変化に対応する経営。入塾後は、時代の変化を対策する経営。どちらにしても変わることが求められる。時代の変化に変わることを強いられるか、時代の変化を乗り切るために社長が改革していくか。この2つからの選択となる。
ウィルウェイの経営計画書には「打つ手は無限」という言葉が書かれている。ここで紹介しておきたい。
どんな時でも、どんな苦しい場合でも、愚痴を言わない。参ったと泣きごとを言わない。何か方法はないだろうか。何か方法はあるはずだ。周囲を見回してみよう。いろんな角度から眺めてみよう。人の知恵も借りてみよう。必ず何とかなるものである。なぜなら打つ手は常に無限にあるからだ。
私自身、毎年11月12月の数週間かけて来期の経営計画書を作成する。その時には、自分が持っている知恵をこれでもかこれでもかと絞って大量の打ち手をポストイットを使って羅列する。
知恵は知識+経験からできている。経験には時間がかかる。自分だけの経験に頼っていると知恵は絞られてくる。だから、経営塾の塾長の僕でも塾生の社長たちの知恵も拝借する。もちろん、専門家にも知恵を借りる。他人の知恵が自分の知識となり、そこに経験が掛けられることで新たな知恵が生まれる。
年間を通じて経営をしていると、自分が思っていたこととは違う結果が起こるときがある。普通の社長は、その都度次の手を考える。
私の場合は、経営計画書作成時に大量の打ち手を羅列していることは先ほども書いた。1つの打ち手をポストイットに書き終わると「それがダメだったら」と次の手を考え、それをポストイットに書き終わるとまた「それがダメだったら」と次の手を書き出すという風にしている。
いざ、期首迎えて経営をしていくと計画が壁にぶつかり思うように進まなくなる時がある。その時に、ここに羅列しておいた次の打ち手「プランB」の威力が発揮される。
事前に考える「プランB」と、その場で考える「プランB」は全く違う。その場で次の打ち手を考えると制約条件を受け入れて狭い意思決定になることが多々ある。要するに積み上げ式の打ち手になる。これでは明るい未来は手に入らない。
「プランB」は、あくまで逆算から計画をして、「明るい未来を実現するためには○○をやらねばならない」という打ち手が正しい。制約条件を受け入れることで時代の変化に対応する「プランB」が出来上がる。そうではなく、あくまで時代の変化を対策する「プランB」こそが会社を強くし、成功し続ける会社を創っていく。

この記事を書いた人

金村 秀一

金村 秀一

100年塾塾長・社長コンサルタント

社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。

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