銀行訪問の正しいやり方【2】

私は銀行訪問する時に、定期的に幹部社員を同行させる。私が社員を同行させるように、銀行側も支店長一人ではなく、担当者を同席させる。銀行訪問の内容を記録するために。

銀行訪問での発言は、すべて記録・保管されている。ある銀行が保管しているわが社のファイルには、初めて会った時に送ったハガキもファイリングされているのを見て驚いたほど。銀行の情報保管能力を侮ってはいけない。

だから、その場しのぎの報告などをせずに、会社の現状を包み隠さず伝えることが大切だ。銀行に訪問したら、まず最初に『数字』の報告をする。同行した社員が実績を口頭で読み上げる。

銀行の担当者には、渡してある経営計画書の空欄に数字を記入してもらう。数字の書かれた資料は、融資の稟議書をあげる時に一緒に使われる。書かれている手書きの数字が、担当者の直筆だと真実味が増す。そのために、担当者にはお手間ですが、読み上げた数字を記入してもらう。

このやり取りを実行するためにも、経営計画書は必要不可欠な大切な道具となる。

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    この記事を書いた人

    金村 秀一

    100年塾塾長・社長コンサルタント

    社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

    経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。