シンクロニシティーでベストな未来を掴む

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「運が良かったんですよ」。

この言葉は、人生で何かを成し遂げたり、成功したりした人の多くが言う言葉。僕も20代の頃に、たくさんの先輩社長にインタビューをして歩いた時期がある。その中で、色々なことを教えてもらうことができた。そして、その人たちの多くも、この言葉を言っていた。

徳川家の剣術指南を担当したとされる柳生家の家訓にこのようなものがある。

小才は、縁に会って縁に気づかず。
中才は、縁に気づいて縁を生かさず。
大才は、袖振り合う縁をも生かす。

人との縁、その出会いの重要さに気づけるかどうか。そしてその縁を活かせるかどうかで、その人の人生が決まる。才能のない人間はチャンスに気づかない。中の才能の者はチャンスに気づいているが飛びつかない。とても才能のある人間は、袖が触れ合うほどの些細なチャンスも逃さない。大物になる人物はチャンスに敏感であるという意味の言葉である。

このように世の中には縁を大切に生かして、運を掴む人がいる。もちろん、逆にそうではない人もいる。その違いはなんなのだろうか?

そもそも運を掴んでいる人たちは、縁や運の存在を認めている。世の中に偶然は存在しなく全ては必然で起こっていると考えている。そのため、自分の周りで起こっていることに対して、直感を研ぎ澄まして意識を向けている。偶然を直感に意識を向けることで、人生が動き出すことを知っている。

シンクロニシティーという言葉がある。これは「一見偶然に見える、意味ある必然」のこと。これも考え方次第だが、僕自身は、幸運の女神が、偶然に見せかけた必然を2回、3回と続けてお越し自分自身に気づかせてようとしてくれていると考えている。

このような目に見えない考え方は、信じる信じないは人によって変わってくるだろう。でも「虫の知らせ」という言葉がある通り、不思議なことを経験している人は多くいるはずだ。世の中に偶然など何ひとつ存在せず、すべてが一見偶然に見える、意味ある必然なのである。

未来は誰にもわからない。頭で考えられることだけの行動に止めていては、明るいベストの未来は手に入れることはできない。縁や運というものは、頭で考えていては掴むことはできない。自分の意識を高く持ち、偶然の顔をして訪れず意味ある必然を自分の直感を信じて行動してみることで、縁と運を掴むことができる。

未来は頭で考えていては現実にできない。少しでも直感を使うことで幸運の女神はベストな未来を見せて(魅せて)くれる。

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    この記事を書いた人

    金村 秀一

    100年塾塾長・社長コンサルタント

    社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

    経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。