銀行訪問の正しいやり方【6】

銀行訪問は、会社の『数字』や現状を報告する機会であり、銀行側からあれこれ質問を受けることはほとんどありません。あるとすれば『資金需要』に質問されることがある。

支店長も、予算が達成できれいれば余裕もありますが、『あとちょっと足りない』『もう少しで達成できる』となれば、食いつきが変わってくる。『いいカモが来た』とばかりに質問をしてくる。

そもそも、支店のノルマ達成度はわかるものか。

わかります。定期的に銀行を訪れ、注意深く銀行の対応を観察していれば、銀行の状況を察知できるようになる。『前回はそっけなかった支店長が、熱心に話を聞いている』『いつもは福支店長と担当者が対応しているのに、今回は支店長が同席している』このような変化は銀行側の『貸したい』というサインと言える。

ある銀行の支店長は、『お金を貸したい時』は、してんの外に出てお見送りをする。『貸そうかやめようか迷っている時』は、店内の入り口付近でお見送りをする。『貸す気がない時』は店内の奥でお見送りする。

人の心は形に現れます。本人は気づいていないかもしれませんが、人間は『嬉しい時には嬉しさが現れるもの』。

たまに銀行訪問をするくらいでは、このような変化を見落としてしまう。定期的な銀行訪問を社長自身が自分に義務付け、実践することで、定点観測ができそこからいろいろなことを見えてくる。

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この記事を書いた人

金村 秀一

金村 秀一

100年塾塾長・社長コンサルタント

社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。