”社長がひとりで頑張る”ワンマン経営から
”社員が自然と動き出す”サイクル経営へ
『100年塾』塾長の金村秀一です。
すぐに実行するために
3つのことを決定する
昨日までのメルマガで、
社長が決定したことを
なぜすぐに実行する必要があるのか
その理由をお伝えしてきました。
これまですぐに実行していなかった人が
理由がわかったからといって
すぐに動けることはありません。
社長の決定に抵抗している間に
すぐに実行することが
下手になっているからなのです。
ですから、ここで改めて
『すぐ実行する』
やり方を教える必要があります。
『すぐ実行する』とは
以下の3つを決定することです。
①明確なゴールを決める
②担当者を決める
③スケジュールを決める
【①明確なゴールを決める】
仕事のゴールが明確でない、
依頼の内容が悪いと
仕事の出来や回答も悪くなります。
特に依頼した人と依頼された人、
この2人のコミュニケーションが
上手くできていないと
仕事の結果がズレることがよくあります。
ズレの原因は『解釈』です。
解釈で仕事をし続けることで
研ぎ澄まされた優れた成果を
上げることは難しくなります。
ですから依頼する人が、
欲しい結果をしっかり伝える。
このことがとても重要になってきます。
明確なゴール(目標)ですから、
感覚ではなく、数字で求めると
解釈のズレは無くなっていきます。
【②担当者を決める】
担当者の決め方にもあるけど自動であきさん
いろいろな方法があります。
今回の仕事は、
緊急性を要するのか?
重要性が高いのか?
時間的余裕が多いのか?
このようなことを考えながら
誰に頼むべきかを決定します。
もし、重要度が高く、
緊急性もある仕事だとすると
必ず仕事ができる人にいくはずです。
仕事とは、もともと、
仕事ができる人に集まる傾向があります。
しかし、こればかりを続けていては、
組織の発展はなかなか望めません。
ですから、仕事の性質を考えた上で、
誰に任せるかを決定する必要があります。
もちろん、新人に任せてわざと失敗させ
成長させるような方法を取ることも
一つの手段です。
【③スケジュールを決める】
スケジュールは基本的に、
最大7日間とすることです。
7日間以上のスケジュールとなると
スケジュール管理という
また別の能力が必要となるからです。
ですから、仕事の大小に関係なく
7日間で可能なサイズまで
仕事を細分化してから依頼します。
社長の決定をすぐに実行するために
①明確なゴールを決める
②担当者を決める
③スケジュールを決める
この3つを決定することで、
決定が実行にはじめて移されることになります。
すぐ実行するためにも
練習・訓練が重要。
★☆★今日の仕事ができる人の心得★☆★
【 思い切り 】
今までの成功体験や考え方を捨てて、
新しい方針を全力で実行することです。
こだわりが長くなればなるほど、
思い切りが悪くなる。