中毒的割引広告戦略からの脱却

”社長がひとりで頑張る”ワンマン経営から
”社員が自然と動き出す”サイクル経営へ

『100年塾』塾長の金村秀一です。

中毒的割引広告戦略からの脱却

今日は弊社の創業店舗として
2003年2月にオープンした
日鶏〆(当時・天下鳥)時代の
店舗集客方法の話をしていきます。

これまでのメルマガでお伝えしてきた
『お客様が購入しない3つの理由』
『お客様には3つの階層がある』

この2つの原理原則を
かなり前から理解し、経営してきました。

しかし、具体的な集客行動を起こさずに、
それまでと変わらない
『ぐるなび』『食べログ』『HOTPAPPER』
などに高額な宣伝広告費を
支払って集客する方法を取り続けていました。

当時の私は、
まだまだ経営者として未熟でした。

営業マンのトークに乗せられて
『日鶏〆さんのページの閲覧数は
 ◯◯◯でこのエリアの中では1番です!』
このようないろいろな接待トークに
かまけていました。。。

そしてある時、会社の方針変更をし、
『一度宣伝広告費を減らしてみる』
ことを実行してみました。

その結果は散々なものでした。

広告費を止め、広告掲載を止めてからは
売上が激減してきました。

電話件数も減り、予約件数も減り、
売上も減り、社員の士気も下がり。。。
そんな状態が続きました。

『また広告をすぐにはじめましょう!』
そんなことを社員たちからは言われました。

『そうだよな。
 広告を出せば以前の環境に戻るんだから』

しかし、私は、
広告をすぐには復活させませんでした。

どうしても私の中で引っかかっていたのです。

それはどこの業界にもある
『中毒的な割引広告戦略』に。。。

この状態から脱却したい。
脱却しなければいけないと
私の中で引っかかっていたのです。

広告という言葉の本来の意味は、
『商品やサービスなどの情報を
 積極的に世間に広く宣伝すること』
です。

しかし、
『お客様が購入されない3つの理由』
『お客様には3つの階層がある』

という2つの原理原則を
実践していなかったため
初回オファーの割引から
既存客に引き込む環境が
社内にありませんでした。

そのために、結果として、
ただ割引をして新規客を集め続けるという
『中毒的な割引広告戦略』になっていました。

そして、決心しましたのです。
『もう従来の宣伝広告はやめよう!』と。

そして、その後の日鶏〆が
どのようになったのか?

明日のメルマガでお伝えしていきます。

いつでもどこでも
原理原則には逆らえない。

★☆★今日の仕事ができる人の心得★☆★

【 広告宣伝費 】

効果を数字で測れない。

例:広告灯・テレビCM

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    この記事を書いた人

    金村 秀一

    100年塾塾長・社長コンサルタント

    社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

    経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。