環境整備とは
環境整備とは、『仕事をやりやすくする環境を整えて備えること』です。
働く社員たちが自らの手で、自分たちが働く環境を整えることができる。
その結果、モノの整理が進み、整頓が進むことで生産性が上がり、清潔が定着することで実行力が上がります。
環境整備の目的
では、そもそも、何のために、環境整備を社内に導入するのでしょうか?
実は、社内の環境を整えるためではありません。
環境整備の目的は、『働く社員たちのココロを整えること』。
本来、社長は、働く社員たちのココロを整えたいと考えています。
同じ価値観で、同じ方向に向かって、進み続ける組織でありたいと強く願ってます。
社員のココロの整え方
しかし、ココロを見たことがある人は、社長をはじめ、誰もいません。
さらに、ココロとはとても不安定で、安定させることが難しいものです。
人間は五感の中の視覚から、83%情報を収集しています。
ですから、人は目の前の目に見えるものから、影響をとても受けやすいのです。
目に映るモノを整えることは、社員のココロを整えることに通じる。
このような考えのもと、50年以上、半世紀以上も前に考案されたもの、それが『環境整備』なのです。
環境整備がもたらした変化
金村の会社でも2006年1月から環境整備を実践して、成功し続けるために必要な、強い社風ができあがりました。
個人レベル、会社レベルでも以下のような成長が見られます。
個人レベルの変化
【 個人レベル 】
①礼儀正しくなる
②自分に自信がつく
③積極的になる
④感性が磨かれる
⑤仕事の能力が高まる
⑥発想力が良くなる
⑦人に優しくなれる
会社レベルの変化
【 会社レベル 】
①あらゆる無駄がなくなる
②安全性がアップする
③生産性がアップする
④スピードがアップする
⑤品質が向上する
⑥お客様満足度がアップする
⑦社員満足度がアップする
まとめ
環境整備は、社内のあらゆる無駄をなくし、社員を人材から人財に変え、組織全体の一体感が強化され、会社の成長速度が加速させます。
そして、結果として、一時的な成功や繁栄ではなく、負けない会社体質ができあがる。
そしてなによりも、環境整備はモノを明るくするだけではなく、働く人のココロもピカピカにしてくれる。
働き方改革が叫ばれる今、この『働く人のココロをピカピカにしてくれる』ことこそが一番の価値とも言える。