10月からスタートした幹部養成塾第12期生が最終講の卒業式を無事に迎えました。
どこの会社も台所事情は変わらない
幹部養成塾第12期生の最終講が無事に終了しました。
10月からの3ヶ月間という短い間でしたが、
参加した多くの人がこの3ヶ月間で成長したことを感じます。
初回の午前中の講義の空気と最終講の卒業式の時の空気は明らかに違います。
いつもは社内でプレイングマネージャーをしている多忙な幹部たちが
この幹部養成塾に参加して、他社の幹部社員と交流することで
どこの会社でも同じことが起こっている
つまり『どの会社も台所事情は変わらない』ことに気づくはずです。
転職する以外に他社を知ることができない社員にとって
『隣の芝は決して青くない』現実を知ることは覚悟を決める上でとても大きい。
機会を与えれば幹部は育つ
今回の幹部養成塾を通じて感じたことは、
『機会を与えれば幹部は育つ』ということ。
中小企業の多くは日々の業務に追われて1日が終わります。
そのために十分な教育の時間が与えられていないのが現状です。
結果、作業の能力は歳を重ねるごとに向上するものの、
チームとして大きな成果に繋げられない組織ができあがります。
中小企業の社長が勉強をして実践することで成果が上がるのと同じで、
幹部社員も教育の機会を計画的につくることで、
想像以上のパフォーマンスを発揮してくれるものです。
絶対評価ではなく相対評価で社員は動く
幹部養成塾は終了しますが、
これから半年間は参加したメンバーでグループを組み
自ら立てた行動計画の進捗を6ヶ月間報告していきます。
これだけ仲良くなったメンバーです。
みんなが頑張っているのに、自分だけやらないのは嫌なものです。
なので必死になって行動計画を実行することになります。
以前、幹部養成塾に参加させた社長から言われたことがあります。
『会社の仕事以上に、幹部塾の行動計画やるんだよなぁ。
理由を聞いたら『みんながやってるから』って言うんだよ。』
人は正しいことをやる動物ではなく、みんながやっていることをやる動物です。
つまり絶対評価では動かず、相対評価で動くものです。
だから大切にすべきことは、社長も幹部社員もどんな環境に身を置くかです。
なぜなら、そこにいるメンバーと切磋琢磨することになるからです。
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