カオハガン島(資生堂島)視察ツアー&アイランドホッピング【動画で紹介】

金村

セブへの海外視察3日目にしてようやく観光地としてのセブ島を体験しました。

日本人がオーナーを務めるカオハガン島へ

視察3日目にして、ようやくセブ島らしい景色を体験。今日は日本人がオーナーを務めている『カオハガン島』への視察。天気も良好で、気温も30℃超。日焼け止めを塗らないと、後が怖くなるほどの良い天気だった。

バンカーボートと呼ばれる船で、いざ出発!このボートの両端にはアウトリガーという浮木がついている。大きな揺れも吸収してくれるためか、誰一人船酔いすることもなく約1時間かけてカオハガン島を目指す。

『何もなくて豊かな島』カオハガン島とは

カオハガン島とは、日本人の崎山克彦さんがオーナーを務める島。セブのマクタン島のマリゴンドンの港からバンカーボートで約1時間。エメラルドグリーンに輝くサンクチュアリを抜けて、辿り着いたのは人口約700人の静かな島、カオハガン島だ。多種多様な生態系が見られるカオハガン島熱帯珊瑚礁保護区がある美しい海に囲まれた島。中国ではカオハガン島が資生堂島として有名なようで、中国人観光客の姿が多いようだ。

▲カオハガン島までの様子【動画:1分1秒】

▲カオハガン島までの様子360度【動画:1分4秒】

カオハガン島に到着!

到着して早速話を聞くために、天然の会場を目指して歩く。

オーナーの崎山さんのスケジュールが合わなかったこともあり、今回は島に移住してしまった杉浦佑子さんからお話を伺う。こちらに住み始めてからちょうど5年を迎える佑子さん。

カオハガン島は愛で満たされている。島の治安は、めちゃくちゃいい。悪いことができない。自分が悪いことをするとお父さんとお母さんに迷惑がかかる。周りのみんなのそのような目があることも、この島の治安を良くしている。住民は20代以下が7割で、島のあちこちに小さな子供たちがいる。

島の中には幼稚園も小学校もある。小学校を卒業すると次の公立の学校に隣の島まで通う。潮が引くと歩いて45分かけて隣の島まで通っている。話を聞いたときは、潮が満ちていたので歩いていくことなど想像できなかった。自然の中で生きていることもあってか、子供たちのアレルギーなども少ない。

日本の昔に似ている。70代ぐらいの人が来られると『昔の日本ですねぇ』とよく言われる。人と人との繋がり方や自然とうまく生きていくことは、地球上の人間であればどこかで体験したことがあること。それが今でもこの島にはあることから、自分を見つめ直す時間にもなっている。

カオハガン島で一番モテる男性は、魚をたくさんとることができる人、つまり経済力がある人。この島では、男は勉強ができてもしょうがない。生きる力の方が大切。

この島の人は『問題あるけど心配ない』。
日本人は『問題ないのに心配ある』。
いつも心配している日本人は、幸せなのだろうか。

話を聞きながら感じたことは、この島では、日本人が日本社会で生きていくための鎧(学歴や肩書き、年収など)が見えない。全員一人の人間として生きているということ。そして、便利になることは幸せなのだろうか。満たされることは幸せなのだろうか。こんなことを考えさせられた1日だった。

カオハガン島を1周してみた!

カオハガン島はとても小さな島。島の周りをグルっと歩いても15〜20分ほど。早速、佑子さんに案内してもらって、カオハガン島を1周してみた。

カオハガン島の様子【動画】

▲カウハガン島1周の様子①【動画:1分54秒】

▲カウハガン島1周の様子②【動画:2分54秒】

▲カウハガン島1周の様子③【動画:2分33秒】

カオハガン島の様子【写真】

▲島の随所で生活感を感じる風景がある。

▲島のあちこちに子供がたくさんいる。最近日本でなかなか見ない風景。

▲もちろん赤ちゃんも。どこの家庭でもこのゆりかごですやすや寝ていた。

▲至るところににわとり?シャモ?がたくさんいる。

▲この島ではあひるの年齢も若いのか(笑)人と動物が一緒に住んでいる、とても自然な光景。

▲島の中の小学校。校庭の壁には九九が書かれていた。

▲数字を数える練習をするボード。1から10までいろいろな動物などが書かれているが、なぜか10はゴキブリ(笑)

▲風情のある建物。

▲カオハガン島で有名なキルト製作。予約で注文を受けるとほど人気があるようだ。

カオハガン島でBBQランチ

今日のランチはカオハガン島でのBBQランチ。魚介系の串焼きが中心のメニューで美味しくいただきました!

佑子さん、カオハガン島のこと隅々まで教えていただきありがとうございました!

カオハガン島は5日間のセブ視察の中の1日でした。それ以外にも訪問したセブシティの視察先の様子はこちらの記事をご覧ください。

 

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