◯◯で仕事のやり方・考え方を身につける【1】

”社長がひとりで頑張る”ワンマン経営から
”社員が自然と動き出す”サイクル経営へ

『100年塾』塾長の金村秀一です。 


◯◯で仕事のやり方・考え方を身につける【1】

環境整備が組織にもたらす
さまざまな影響を説明してきました。

今日からは環境整備を通して
社員が身につけることのできる
仕事のやり方・
考え方を紹介します。

ポイントは次の3つです。
1日1テーマで解説していきます。

①戦略と戦術の理解と体験をさせる
②PDCAサイクルを体験させる
③『守破離』の『守』を体験させる

今日は①の
『戦略と戦術の理解と体験をさせる』
を解説していきます。

ビジネス書などを読むと、
経営戦略や戦術に関する話が
いろいろと解説されています。

しかし、私の会社では
そのような本を読むことを
社員に強制することはありません。

なぜなら、
戦略と戦術を理解させて徹底させることは、
『選択と集中』という意味で
中小企業には重要なのですが、

環境整備を徹底する過程で
知らず知らずのうちに
体験できているからです。

ここでいう戦略とは、
左に行くか右に行くか、
前に進むか後退するか、
どの方向に進むかを決定するような、
長期的かつ全体的な方針のことです。

そして戦術とは、
戦略目標を達成するための手段ややり方で、
短期的な戦略の実行方法のことです。

環境整備で体験させる戦略とは、
『今日はここだけやる』
という部分を計画表に基づいて
決めることにあります。

戦略の『略』は、
省略の『略』ですから、
今日はその場所以外はやらないという
『やらないこと』を決定しています。

そして、その戦略で決定された場所を、
15分間徹底的にピカピカに磨きこむことが、
環境整備での戦術となります。

戦略に反した戦術を実行すれば、
いくら目の前の状況に合致していても、
結局、最後には失敗します。

これは戦略の過ちは
戦術では取り返すことができないからです。

したがって、決められた場所(戦略)を
徹底して15分間磨きこむ(戦術)ことで、
毎日15分間、
戦略と戦術の訓練をされているのです。

15分の環境整備で
戦略と戦略の重要性を
体験させる。

★☆★今日の仕事ができる人の心得★☆★

【 戦術 】

戦略目標に達成するための

手段・やり方のことです。

戦術は戦略に従属する。

戦略に反した戦術を実行すれば、

いくら目の前の利益に

合致しているように見えても

結局は失敗する。

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    この記事を書いた人

    金村 秀一

    100年塾塾長・社長コンサルタント

    社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

    経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。