『守』から『破』へ移るタイミング

”社長がひとりで頑張る”ワンマン経営から
”社員が自然と動き出す”サイクル経営へ

『100年塾』塾長の金村秀一です。 


『守』から『破』へ移るタイミング

どのようなプロセスを経て
『守』から『破』に
移行すればいいでしょうか。

『守・破・離』の『守』には
次の4つのステップがあります。

『守(学び)』の4つのステップ
第1段階
『できない』ことを知らない状態
(無意識的無能)

第2段階
『できない』ことを知っている状態
(意識的無能)

第3段階
意識すれば『できる』状態
(意識的有能)

第4段階 
無意識でも『できる』状態
(無意識的有能)

教わったり学んだりすることは、
まず第1段階からはじまります。

この段階は別の言い方をすると
『無知の無自覚』と言います。

知らない自分に気づいていない
(自覚していない)状態です。

つまり、できるかできないか、
まだわからない状態です。

そして、できていなかった
自分を知って行動することで、
次は第2段階と第3段階を
行ったり来たりする状態がしばらく続きます。

これは過去の自分と葛藤している状態です。

過去の自分に戻るのであれば、
第2段階で終わってしまいます。

ここで終わったのでは、
まだ真似たことになりません。

理想の自分を手に入れるためには、
諦めずにできるだけ長く続けることです。

第3段階ができるようになってきたら、
それを第4段階の
無意識にできるようになるまで
繰り返していきます。

第4段階の
無意識でもできる状態になることを
『習慣』と言います。

物事が習慣として
無意識にできる状態になって
初めて『守』の段階は終了し、
次のステージの『破』に
進むことができます。

第1段階から第4段階までのサイクルを
一度でも経験した社員は、
その後『守』の4つのサイクルを
自分自身で回せるようになります。

目の前にある階段が
4段だとわかると、
人は登ってみたくなるものです。

社長が学びには4つのステップがあること
そして今、現在どの段階にいるかを
伝えてあげることで
社員は大きく変わります。

『無知の無自覚』から
『習慣』になるまで
『守』を極める。

★☆★今日の仕事ができる人の心得★☆★

【 学ぶ 】

『真似ぶ』です。

自分よりちょっと上の人の

真似をすることです。

レベルが違うすぎると身につかない。

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    この記事を書いた人

    金村 秀一

    100年塾塾長・社長コンサルタント

    社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

    経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。