社長の意思決定を左右する日報5つのキーワード【1】

”社長がひとりで頑張る”ワンマン経営から
”社員が自然と動き出す”サイクル経営へ

『100年塾』塾長の金村秀一です。 


社長の意思決定を左右する
日報5つのキーワード【1】

以前、業績が悪かったときの我が社は、
社員と私のコミュニケーションの時間が
本当に少ない会社でした。

勉強会などもやっていなかったので、
店舗の社員と顔をあわせることも
あまりありませんでした。

それでは、飲みニケーションが
できていたかというと、
社員と一緒に飲む機会は
年間を通じて2回あれば多い方でした。

『コミュニケーション=接触回数』
ですから、いま考えると、
その回数では私からの情報も情熱も
伝わるわけがありません。

その後は接触回数を増やして、
オープンな
コミュニケーションを実現するために
情報の共有を日報という形で行っています。

今では全社員とキャストから営業終了後に
チャットワークというツールで
日報が送られてきます。

日報の内容は、
次の5項目に沿って自由に書いてもらいます。

【1】お客様の声を対策
【2】ライバル情報
【3】改善提案・気づいたこと
【4】自分の考え
【5】明日の行動計画

コミュニケーションで
気をつけるべき点は、
回答の質は質問の質に
正比例するということです。

文字で指示をするとはっきりしますが、
社長や上司の質問や指示の質が悪いことは
よくあることです。

つまり指示が曖昧であるために、
望んでいない回答が返ってくるのです。
そして、『知りたいことはこれじゃない』と
社長や上司がまだ聞き返すことになります。

私もそんな社長のひとりでした。
したがって、回答の質を高めるには、
日報もこの5つの項目にたどり着くまでに
何度も何度も修正してきました。

明日は5つの項目の詳細を
解説していきます。

回答の質は、
質問の質に、
正比例する。

★☆★今日の仕事ができる人の心得★☆★

【 教訓 】

①ライバルは、我が社のお客様を奪いながら

サービス不足を教えてくれている。

すぐにマニュアルにして改善する。

②お客様も、いろんな表現の仕方で

サービス不足を教えてくださっている。

すぐにマニュアルにして改善する。

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    この記事を書いた人

    金村 秀一

    100年塾塾長・社長コンサルタント

    社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

    経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。