社長の意思決定を左右する日報5つのキーワード【2】

”社長がひとりで頑張る”ワンマン経営から
”社員が自然と動き出す”サイクル経営へ

『100年塾』塾長の金村秀一です。 


社長の意思決定を左右する
日報5つのキーワード【2】

我が社が日報で使用している
日報の5項目を解説していきます。

【1】お客様の声を対策
【2】ライバル情報
【3】改善提案・気づいたこと
【4】自分の考え
【5】明日の行動計画

まず、順番。
この順番は社長の意思決定に関わる
重要度の順番で並んでいます。

重要なことは
【1】お客様の声を対策と
【4】自分の考えを

別項目になっていることです。

以前までは、一緒になっていたので
『お客様の声』と『自分の声』が
混在して報告されるため、
一体どれがお客様の声で、
どれが社員の考えなのかが
わかりませんでした。

そのため、社長である私が
正しい判断をすることが
できませんでした。

または、
意思決定に時間がかかっていました。

その結果、
別項目にして質問することで、
お客様の声に自分の考えが
混ざることはなくなりました。

結果として、
社員やキャストが何を考えているかも
よくわかるようになりました。

『お客様の声』は、
お客様の言葉『 』を使って
聞いた通りに報告してもらいます。

『自分の考え』は、
コミュニケーションが取れてないと
建前が書かれることが多くあります。

『自分の考え』は、
きれいごとを言ったり、
脚色することができます。

【3】改善提案・気づいたことでは、
社員の仕事に対する心境を
知ることができます。

しかし、気づきとは
気づくか気づかないか、
見えたか見えないかです。

したがって社員やキャストの
気づきを読むことで、
その人がどこまで成長しているかを
私は知ることができます。

しかも、
気づくためには感性が必要で、
感性が乏しければ
気づくことさえできません。

さらに、
前向きな姿勢で仕事に取り組むことで
気づくための感性が養われていきます。

ですから、この項目を読むことで、
その社員の仕事に対する熱意がわかります。

日報を読むことで
社員の心境を把握する。

★☆★今日の仕事ができる人の心得★☆★

【 規律 】

決められたことを必ず守り、

指示・命令されたことは

最後まで確実にやり遂げ、

その結果を報告すること。

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    この記事を書いた人

    金村 秀一

    100年塾塾長・社長コンサルタント

    社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

    経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。