なぜ、社員は変化を嫌うのか?

なぜ、社員は変化を嫌うのか?

まず、変化を嫌うとはどういうことかもう少し深掘りしてみる。

そもそも、社内に変化をもたらす人は誰かを考えてみる。

実際に変化をもたらす対象は3つある。

【1】お客様
【2】ライバル
【3】社長

お客様は、”要望”という形で変化をもたらす。

現在の商品・サービスに欠けていることや

さらに良くなるためのヒントを”要望”を言ってくる。

ライバルは、”お客様を奪いながら”変化をもたらす。

わが社に足りないものを教えてくれる。

社長は、社員とその家族を守るための”明るい未来のため”に変化をもたらす。

お客様とライバルからの変化は気づかない(無視する)ことができる。

気づかないふりもできるし、そもそも、気づくことができていないとも言える。

どちらにしても会社としては未来がない会社といえる。

問題は、社長からの変化だ。

これは無視することもできない。やるしかない。

でも、やりたくない。これが普通の社員の考え方です。

仕方がありません。

そもそも、社長一人で社外に行き勉強してきたことを、

社内に来て『あれやれ、これやれ』と言われても、

何のことだかさっぱりわからないのが普通です。

自分が見ていないもの、

さらに前向きじゃないものを実行するほど難しいものはありません。

この時の社員の心境は?

社長から指示をされた社員は、

今回の変化によって失うであろうものは明確に見えています。

しかし、実行することで新たに得られるものは全く見えていません。

だから、変化を嫌っているのです。

たとえば、

行きつけのお店で注文するメニューがいつも同じになりがちなのは、

いつもと違うメニューを頼んでいつもの美味しさを失うのが怖いから、

いつもと同じメニューになる。これも変化できていないことになる。

このサイクルさえわかれば社長は何をすれば、

変化に即対応する社風が手にはいるかわかるはずです。

では、変化を受け入れる社内にするためにどうすればいいのか?

答えは簡単です。

変化することで未来に手にすることができることを見せてあげればいいのです。

もちろん、

社長が社員の未来が悪くなるようなことは導入するはずがありませんから、

未来がどんな風によくなるかを見せてあげればいいだけです。

私は常々社長たちに言っていることがあります。

『社長ばかりが勉強している会社の業績は上がらない。

 社員と一緒に勉強している会社の業績は安定的に向上する。』

変化に強い会社をつくる一番の近道は、たったこれだけです。

シンプルでありながら、一番成果が上がるやり方です。

この記事を書いた人

金村 秀一

金村 秀一

100年塾塾長・社長コンサルタント

社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。

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