金村 秀一 先週末に嬉しい報告が届きました。
経営塾に参加している藤井社長から。
藤井社長は北海道の倶知安（くっちゃん）で
お菓子屋を経営している女性社長。
僕と初めて出会ったのは約２年前。
東京で毎月開催している
会社見学会に参加してくれたのが
きっかけでした。
『若い社長だなぁ』
というのが最初の第一印象でした。
その後倶知安を訪れて会社訪問。
創業67年目を迎える
地元では知らない人は少ない
マインドシェアがある会社。
新社長が会社に戻ってから10年。
これまでかなりの悪戦苦闘が
あったことが藤井社長のブログからわかる。
女性の感性を生かした商品開発やマーケティングは
藤井社長の強みと言える。
さらに社長特有の『大量行動癖』を持っている。
だから、とにかく行動が早い。
これまでは社長の性格と特性を生かした
経営でなんとか乗り切ってきました。
しかし、会社経営になると
社員をはじめ、先代との関係など
自分だけではどうにもならない問題が
目の前に次から次へと現れてきます。
ちょうどそんな時に、僕と出会いました。
まさしく
”人は逢うべき人に逢わされる。
それも寸分の狂いもなく。
早すぎもせず。遅すぎもせず”
ですね。
人影少ない夜の倶知安駅で
『塾、参加します！』
という社長の決心の言葉を
藤井社長からもらったことは
今でもしっかり覚えています。
僕自身、
『彼女の決意の期待に応える！』
と自分自身にコミットしたからです。
あれから２年。
経営計画書を作成し、
経営計画発表会を行い、
環境整備ど導入し、
サンクスカードで感謝を伝え、
ベクトル勉強会で価値観を共有する。
塾で教わったことを
ひとつひとつパズルを組み合わせるように
会社の文化として浸透させてきました。
その結果、
67年目を迎える３代目の藤井社長から
売上前年対比114%
経常利益前年対比155%
こんな途轍もない数字の結果報告がありました。
小さな会社は、社長の決定で全てが変わります。
決して、やり方で会社が変わることはありません。
社長の決心と覚悟が決まれば、
遅かれ早かれ求めているものを
手に入れることができるものです。
社長の考え方が変わり、
その分野で師匠と呼べる人と出会い
50年以上続く道具を手に入れ、
切磋琢磨できる同志と一緒に
成長スパイラルを描く。
藤井社長の全ては、
２年前に社長の決心で踏み出した
あの”１歩”からはじまっています。
その”１歩”は距離にしてみると60㎝。
たった60㎝の”１歩”が踏み出せるかどうかで
社長としての経営人生が変わりました。
藤井社長、
最高に嬉しい報告ありがとうございます！
これからも
社員とその家族を守り続けるために
お客様に無くては困ると言われる会社を
創り続けてください。
引き続き全力でサポートしていきます！
