古田土会計所長・最後の経営計画発表会

昨日は日頃お世話になっている

古田土会計の経営計画発表会に参加した。

今までも何度も参加してきた発表会だが、

今回は特別な発表会だけに

塾生の社長も誘って出席。

特別というのも、

古田土所長が行う経営計画発表が

今回が最後と聞いた。

これまでも巧みな経営手腕で、

一代で会社をここまで大きくしたように、

どのような言葉で最後を語るのか

興味津々だった。

受付開始は12:20分。

担当者から、

「会場は大ホールと小ホールに別れるので、

 できるだけ早くきてください」

と聞いていたので、

12:00には受付に並んだ。

受付スタッフだけで、

女性のスタッフが20〜30人はいた。

スタッフに確認したところ、

派遣スタッフなどではなく

全て自社スタッフとのこと。

受付方法も年々改善がされていて

スムーズに完了して前の方の席に

座ることができた。

最終的に約800人ほどのお客様が

参加されていたようだ。

顧問先を2,000社以上抱える

古田土会計だからできる数だ。

ゲストの基調講演が終わって、

いよいよ古田土所長の経営計画が

発表された。

発表時間は80分。

そこにいたのは最後だからといって

気負うことなく、

いつも通りの所長がいた。

以前、決算前検討会で

直接話をさせていただいたことが

何回もある。

60分の時間のうち私が話をしたのは、

15分程度。

残りの45分は、

ほぼ所長が話していた記憶がある。

社員を守り会社を強くするために

社長はどうあるべきかを

いつもせつせつと説いてくれた。

そんな所長の言葉は、

いつも私に勇気をくれた。

今回の方針発表もそうだった。

いつも通りに淡々と独特の話のペースで、

これまで積み重ねてきた

経営の原理原則の言葉が

溢れるように出てきていた。

それらの言葉に所長の熱い想いが込められ、

聞いている人の心を揺さぶっていた。

少なくても私の心は揺さぶられていた。

「上手く経営するための

 コツなどは存在しない。

 あるのは上手く経営するための

 原理原則だけです」

この言葉が妙に胸に刺さった。

経営を勉強すればするほど

「何か良い方法はないか」

と考えてしまう。

でも、

何か良い方法といった必殺技は

結局は存在しない。

普遍的な原理原則を愚直に、

他の人が見たら異常だと

思われるほどやるだけだ。

わが社が掲げる

「凡事一流」の経営が

まさしくそれにあたる。

所長も講演中に話していたが、

このような形で事業継承を

しっかりできることは

幸せなのかもしれない。

多くの中小企業は、

この事業継承が上手くいかない。

今回の事業継承は、

愚直にコツコツ積み上げて

きたからこそもたらされた、

神様からのご褒美なのかもしれない。

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    この記事を書いた人

    金村 秀一

    100年塾塾長・社長コンサルタント

    社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

    経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。