中小企業の経営とはスピードで変化に対応する『環境適応業』

金村
経営をしていると会社はどちらにしても変化を求められる。その変化が、『お客様』から求められるのか、『社長』から求められるのか。社員の顔色を伺って、変化できない社長・会社は時代に置いていかれる。

経営とは環境適応業である

経営とは『環境適応業』です。
中小企業は、自ら変化を巻き起こすことはできませんが、変化についていくことはできます。
そのため、社長は時代がどのように変化していくかを短期的ではなく、長期的に見極め、時代の変化に合わせて、会社をつくり変えていかなければなりません。
ですから、社長の中には『わが社のてきはライバル会社だ』と考えている人がいますが、会社にとって最大の敵は、いつでも『時代の変化』なのです。
この『時代の変化』の対応を怠った時、会社は時代の大きな流れに取り残されることになります。

順調なときこそ変化すべき絶好のタイミング

忘れてはいけないことは、会社が順調なときこそ変化をすることです。
経営が順調なとき、多くの社長は『上手くいっているのだから、新しいことをする必要はない』と考えがちです。
でも、経営が不調になってからでは、打つ手も少なくなり、社内の士気も下がることもあり、変化することが難しくなることを忘れてはいけません。

方針や計画も朝令暮改ですぐに変更する

時代の変化、環境の変化に適応し続けなくてはならないのが経営ですから、一度作成した経営計画書も、時代やお客様の都合に合わせて、どんどんつくり変えることが正しいのです。
経営計画書は一度つくったら終了ではありません。
経営計画の修正は、方針の変更や短期計画にとどまりません。
中期5カ年計画でさえも、毎年書き換えることはもちろん、期中にも書き換えることもあります。
中小企業の経営には、これほどのスピード感が必要と言えます。

社長が社内に変化を巻き起こす

会社の変化は、マーケットによって変化を迫られるか、社長が変化を巻き起こすか、このどちらかで変化が求められます。
どうせ変化するのであれば、社長が巻き起こす変化で対応すべきです。
そうすることで、社員はお客様から喜ばれ、嬉しい体験ができるからです。
だからこそ、社長は社内で一番、経営環境の変化に敏感である必要があるのです。

 

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