ムダな仕事『名もなき仕事』の見える化が働き方を変える。【働き方改革】

金村
『名もなき家事』というものを初めて知りました。知った以上は、なんとかしたいと思う性分。まわりを巻き込みながら動いていること、考えていることまとめてみました。

名もなき家事とは

『名もなき家事』という言葉を知っていますか?

名もなき家事とは、掃除・洗濯・料理といった代表的な家事に含まれにくい小さな作業のこと。

妻が家事としてやっていることが、夫にとっては家事と思っていないことでもあるもの。

夫婦間での家事の分担がうまくいかず、どちらか片方が不満を抱いてしまう原因が、この『名もなき家事』だとも言われています。

では、『名もなき家事』とは一体どんなことかを具体的に見ていきましょう。

名もなき家事トップ10

ダイワハウスが発表している『名もなき家事』トップ10は以下の通り。

名もなき家事【トップ10】

第1位 裏返しに脱いだ衣類・丸まったままの靴下をひっくり返す作業
第2位 玄関で脱ぎっぱなしの靴の片づけ・下駄箱へ入れる/靴を揃える
第3位 トイレットペーパーの補充・交換
第4位 服の脱ぎっぱなしを片づける・クローゼットにかける/脱ぎ捨てた服を回収して洗濯カゴへ入れる
第5位 食事の献立を考えること
第6位 飲み終わったコップやペットボトル・空き缶を片づける/洗う
第7位 子どもが散らかしたオモチャなどの片づけ
第8位 シャンプー・洗剤・ハンドソープなどの補充・詰め替え
第9位 資源ゴミの分別・仕分け
第10位 お風呂や洗面台の排水溝に溜まった髪の毛を取り除く/お風呂の排水溝の掃除・網変え

名もなき家事【その他】

・溜まったゴミを捨てる
・アイロン掛けをする
・ベッドや布団を整える
・調味料を補充・交換する
・食べ残しの食品を冷蔵庫にしまう
・食事の前に食卓を拭く
・手洗い場のタオルを取り換える
・新聞・雑誌などをまとめて捨てる
・クリーニングに出す、取りに行く
・靴を磨く
・町内やマンションの会合に出席する
・郵便物をチェックする
・子供の食事を手伝う
・子供の送迎
・子供の学校準備、勉強を見る
・ペット、植物の世話
・使い切ったティッシュの交換
・古くなった照明の交換
・ポストに入っていた不要なチラシの処分
・朝カーテンを開け、夜カーテンを閉める
・子供と会話する
・家電製品の選定・購入・設置する
・朝刊、夕刊を取りに行く
・使った道具を、元の位置にきちんと片付ける

このように家事を見える化してみると、『名もなき家事』具体的に認識することができます。

名もなき家事の改善に取り組む

この『名もなき家事』という言葉を妻から聞いて、知ってしまった以上は、なんとかしたいと思うのが男の性分。

家族全員を巻き込みながら、『名もなき家事撲滅キャンペーン』を実施しています。

特に、上記の太文字のものは各個人が最後までカタをつければ片付くこと。

数を数えてみると5割ほどにあたり、おおよそ『名もなき家事』が半分になることがわかります。

さっそく、子供たちとその徹底からはじめてみることになりました。

仕事にも『名もなき仕事』は存在する

家事にも名もなきものがあるように、仕事にも名もなきものが存在します。

私の会社では、毎年社内で仕事の棚卸をします。

全社員を集めて、付箋を使って、今やっている仕事を見える化していきます。

すると毎回同じことが起こります。

それは仕事の時間と勤務時間にギャップが生まれることです。

『名もなき仕事』を見える化する

名前がついている仕事と、それにかかるであろう時間を付箋に書き出していきます。

それを、1日の業務に照らし合わせてみると、どうしても勤務時間に届かないという不思議の現象が起こります。

たとえば、勤務時間(実質労働時間)が8時間にも関わらず、付箋の仕事の合計時間がどうしても5時間になるというようなことが必ず起こります。

残りの3時間はどこに行ってしまったのでしょうか。

その原因としては、無意識で行う『名もなき仕事』が多く存在していること。

そして、次にやるべき仕事が整っていなく『考えている時間』があることが考えられます。

『名もなき仕事』の改善はあとで効く

『名もなき仕事』のことを、私自身は仕事メタボと読んでいます。

無意識のうちに着いてしまった脂肪のような仕事という意味です。

この『名もなき仕事』を定期的に排除することで、生産性は高くなり残業時間も確実に減ります。

人事異動や担当替え、仕事の棚卸などを定期的に実施することで、『名もなき仕事』は排除できます。

『2%の改善』にあたる微差の積み重ねが、のちの経営に大きな効率と効果をもたらすのです。

 

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この記事を書いた人

金村 秀一

金村 秀一

100年塾塾長・社長コンサルタント

社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。