『楽』はなぜ続かないのか?

”社長がひとりで頑張る”ワンマン経営から
”社員が自然と動き出す”サイクル経営へ

『100年塾』塾長の金村秀一です。

『楽』はなぜ続かないのか?

人生の楽しみは大きく分けて2つあります。

快楽という言葉がありますが、私はよく、

『人生の楽しみは
『快』と『楽』の二者択一でしかない』

と言っています。

1つは、何かを達成した時に得られる
満足感・達成感・やりたいことを
やっているときの充実感です。

これが『快』です。

一方、
その困難やプレッシャーが全くない。
これが『楽』です。

ワイキキビーチで横になりながら、
ビールを飲んでいる瞬間は『楽』です。

しかし、残念ながら、
『楽』から得られる至福は
すぐになくなってしまう
という特徴があります。

さらに、楽な仕事を目指していると、
長期的に楽な状態には
たどり着けなくなります。

というのは、楽な仕事は、
経済原則から考えて
給料が安くなるからです。

ですから『楽』を追求していると、
やがてお金がなくなります。

またずっと堕落した生活を送っていると、
それはそれで飽きてきます。

ですから、どちらにしても、結局、
『楽』を続けることはできません。

社会に出ると、起きている時間の
多くの割合を仕事がしめます。

そのため、幸せに働けない人は、
幸せに生きることが難しくなるでしょう。

人間として幸せに生きるために、
幸せに働くことは必要不可欠です。

そして、そのために必要なのが、
この『快』と『楽』を区別すること、
そして『快』を目指すことなのです。

ただ『快』には努力が伴います。
苦痛も伴います。

好きなことをして生きていくといっても、
全てが思い通りにいくわけではありません。

どんな時も
笑っていられるわけではありません。

失敗して悔しい想いをしたり、
挫折することもあります。

それらを含めて
『好きなことをして生きる』
ということなのです。

人生の喜びを得るには
『楽』ではなく、
『快』を目指すしかないのです。

長期的な幸せは
『快』のもとのみにある。

★☆★今日の仕事ができる人の心得★☆★

【 サボリ 】

損をするのは自分自身なのです。

あとで痛い目にあう。

会社はなんの損もしない。

上手にサボっていても、

見ている人がいます。

それは、良心というもう一人の自分です。

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