”社長がひとりで頑張る”ワンマン経営から
”社員が自然と動き出す”サイクル経営へ
『100年塾』塾長の金村秀一です。
成果の上がる
社員教育のやり方【3】
昨日、一昨日で、
社員教育が上手くいかない3つの理由のうち
1つ目の理由
『社員個人に技術をつけている』
2つめの理由
『技術教育を先に行っている』
ことをお伝えしました。
今日は3つの理由の最後、
3つ目の理由である
『社員を研修に
参加させればさせるほど、
社長と社員の距離が広がる』
ことをお伝えしていきます。
研修の講師が優秀であるほど、
そして参加者の満足度が高いほど、
研修に参加した社員と社長との
距離が生じやすくなります。
『◯◯先生はこう言っていましたよ』
と社長に話をする社員の光景を
いろいろな場面で見かけます。
社長の言葉よりも研修講師の言葉を信じて
社長と社員の距離が広がっていくのです。
まさに『船頭多くして船、山に登る』
という状態を社長自らがつくっています。
では、どうしても社員たちを
参加させたい研修があった場合は、
どうすればいいのでしょうか?
簡単です!
社長も一緒に
参加することです。
ただし、
同じタイミングで参加する必要はありません。
事前に社長だけ参加して、
後日に社員を参加させるのです。
同じ体験を共有して、
お互いに何に気づいたか、
何を実行していくかを、
その後、一緒に話をすることこそが、
教えて育む『教育』なのです。
私はこのような考え方で、
100年塾を主宰しているので、
塾生の社長から
『金村さん、これを社内に導入したいです』
と言われると、
『では、
社員と一緒に一度見学に来てください。
導入はそれからにしましょう』
とお願いすることが多々あります。
成果の上がる社員教育には、
時と場所を共有したという
共通の価値観が不可欠です。
これが多ければ多いほど、
組織力はアップします。
社長以外が講師を担当する研修には
必ず社長も参加し、
その後の気づきを共有することが
なによりも大切になってきます。
時と場所を共有する
共通の価値観が
社員の成長を加速させる。
★☆★今日の仕事ができる人の心得★☆★
【 指導2 】
①お客様の満足度を
追求するための価値観を共有し、
サービスの均一性を確保するために
『従業員にはお金を支払って』
教育を実施する。
②現場でうまくいっていることを
『そのまま真似』させ、
成果が出せるように育成する。