”社長がひとりで頑張る”ワンマン経営から
”社員が自然と動き出す”サイクル経営へ
『100年塾』塾長の金村秀一です。
社長がひとりで勉強している会社に
未来はない!
会社の業績を向上させるための
原因とヒントは社内にあります。
しかし、
そこの答えが社内で見つかることは
ほとんどありません。
ですから、
社長は積極的に社外に出て
勉強会に参加したり、
人と逢ったり、
ベンチマーキングしたりして、
その答えを見つける必要があります。
なぜ、このように
社長が勉強し続けないといけないのか?
それは、
時代の変化に対応する組織
にするためです。
社長自らが
社内に『新しいコト』を導入して、
それを実施させることで
意図的に変化を与えています。
その変化に社員たちが慣れることで、
変化を厭わない組織
をつくることができるからです。
しかし、ここで多くの社長が
行ってしまう過ちがあります。
それは、
社長が勉強してきたことを
すぐに社内で実行してしまうことです。
実はこれは社員からしてみれば、
とんだ迷惑なことなのです。
私自身、
過去にこの過ちをした経験があります。
社外に勉強行ってくるだびに
『今度はどんな宗教を聞いてきたんですか?』
と、社員から直接言われたほどです。
それでは、どうしたらいいのか?
社長が勉強して良いと思ったこと、
社内に導入したいと思ったことは、
日を改めて社員にも同じ情報を聞かせ、
同じ体験をさせることです。
つまり、社員と一緒に、
時と場所と情報を共有することです。
このプロセスを行うことで、
勉強したことから成果が出始め、
さらにそれが安定的なものに
なっていきます。
社長がひとりで勉強している間は、
勉強したことを実行することで
一時的に業績がアップします。
しかし、
残念ながら継続的に業績が
アップし続けることはありません。
なぜなら、社長とは基本、
直感的で、せっかちで、
新しいものを好む
傾向があります。
逆に、
ルーティーン業務などの
継続性に欠けるという
特性もあるからです。
ですから、
継続的な業績アップの実現には
社長ひとりが勉強するのではなく、
良いと思ったことは
社員にも同じ体験をさせる。
これにより、
より早く、より確実に
大きな成果を上げ、
それを継続し続けることが
はじめてできるのです。
そして、
継続し続けて習慣になることで、
さらに業績が飛躍的にアップします。
社長と社員が勉強してきたことを
実行するサイクルが
無意識にできるようになるまで
徹底して取り組み、
習慣として循環しはじめたとき、
はじめて目を見張るような大きな成果を
あげることができるのです。
『社長ひとりで勉強しない。
社員にも同じ体験をさせる。
時と場所を共有する。』
★☆★今日の仕事ができる人の心得★☆★
【 サービス(1) 】
100ー1=0。
99の完璧を積み上げても、
最後の1をミスすれば、
結果はゼロになる。
0+1=100。
駄目社員が多い会社でも、
一人の社員が特定のお客様に
誠意を込めて頑張れば、
評価される。
お客様から見れば
社員は会社の代表です。