”社長がひとりで頑張る”ワンマン経営から
”社員が自然と動き出す”サイクル経営へ
『100年塾』塾長の金村秀一です。
●●●が決まれば
社長の仕事の半分は終わる。
みなさん、
『うさぎとかめ』の話は、
ご存知ですよね。
うさぎとかめが山のふもとのゴールまで、
どちらが早いか競争する話です。
『なぜ、うさぎはかめに負けたのか?』
それはうさぎは
ゴールをするために走ったのではなく、
『かめに勝つため』に走ったためです。
しかも、うさぎは
あることを気にしながら走っていました。
それは、
応援してくれているものの目線。
レースを観戦しているものの目線です。
勝つ勝負であることはわかっている。
でも、どうやってゴールをしたら
一番かっこいいか。
どうやってゴールをしたら
『さすが』と評価されるか。
そんなことを考えていた結果、
ゴール前で寝ることとなったのです。
寝過ごしたことが問題ではありません。
寝ようとした考えに問題があるのです。
『では、なぜかめはうさぎに勝ったのか?』
それは、
『ゴールすることが目的』
として走ったからです。
明らかに、
かめはうさぎよりもスピードが遅い。
どう考えても勝つのは難しい。
でも、その場の流れもあり、
競争をすることになりました。
かめは、
どうやってゴールまでたどり着くか
だけを考えてレースをしました。
どんなに周りの視線が冷たくても、
どんなに野次が飛んでこようとも、
自分の目的を見失わずに、
ただゴールだけを目指して、
一歩一歩、コツコツ歩き続けました。
その考え方が勝ちを生んだのです。
成功し続けられない社長は、
うさぎとよく似ています。
明確な目標と自分が成功するための
シナリオを描くことなく、
他人の目を気にしながら、
行き当たりばったりで行動を変える。
行動の軸が自分にあるのではなく、
他人の目、周りからの評価にあるために
ブレることも多い。
その結果、
ゴールを見失うことも多く、
ゴールしたとしても、
かなりの時間を要することになります。
成功し続ける社長は、
明確な目標とシナリオを持ち、
使命感を持って最後まで
計画的にやりきる力があります。
明確なビジョンと使命感があるから、
他人の目や他人の評価を
気にすることが少ないのです。
むしろ、それを達成した時に
どれだけの人の役に立てるか、
どれだけ組織へ貢献ができるかを考えながら、
目標への可能性に挑戦し続けることができます。
人生は一度きりしかありません。
大きな志を持って、
小さなことをコツコツと
誰にもできないくらいやり続けること。
これがかめであり、
成功し続ける社長であり、
人生を豊かにする唯一のコツです。
『ゴールが決まれば
社長の仕事の50%は終わる。』
★☆★今日の仕事ができる人の心得★☆★
【 目標 】
目標は
『そのとおりにいかない』
からこそ必要です。
目標と実績の差の
意味するものを読み取って
誤りのない自社(あなた)の方向を
見つけだすのが重要です。