社長として10歳を迎えられるのはたったの7%
中小企業で成功し続けている社長の数は本当にごく少数だ。
せっかく社長になったにも関わらず、10年後も社長でいられる人は、中小企業の全業種平均で7%と言われている。
7%と言われるとパッとしないかもしれない。
100人の社長が誕生すると、社長として10歳を迎えられる人は7人しかいません。
厳しいようですが、これが現実なのです。
では、成功し続けている社長は、どのようなことをしているのでしょうか?
成功し続ける社長がしている3つのこと
これまでに人材派遣業や経営塾などをしてきたこともあり、500人を超える中小企業の社長とお付き合いをさせて頂いた。
とても面白いことに、成功し続ける社長がしている行動には、3つの傾向があることに気づく。
成功し続ける社長がしている3つのこと。
①何をすべきかを知っている
②実践している
③実践し続けている
成功し続けている社長がしていることは、とてもシンプルなこの3つの行動を回し続けている。
実践すること、実践し続けることが難しい
とてもシンプルに見える3つの内容ですが、実際にどれくらいの人ができているのか、以下のような数値が出ている。
仮に1,000人の社長がいたとすると・・・。
1,000人の社長のうち、『①何をすべきかを知っている人』は、たったの20%、200人。
1,000人の社長のうち、『②実践している人』は、たったの4%、40人。
1,000人の社長のうち、『③実践し続けている人』は、たったの0.1%、1人。
とてもシンプルに見える成功し続ける社長がしている3つのことですが、実践できている人はとても少ない。
社長の無知は犯罪です
でも、それ以上に問題と感じていることは、何をすべきかを知っている社長が少なすぎるということ。
世の中の80%の社長は、何をすべきかを知らなかったために、経営がうまくいっていないことがわかる。
このことを知っているからこそ、いつも思うことがある。
経営が難しいわけでも、社長の能力がないわけでもない。
ただ、経営のやリ方を知らないだけ。
ただ、社長としてまだ未熟なだけ。
日本で働く、就業人口の7割の雇用を生み出している中小企業が物心共に成長することで、子供達がもっともっと誇りの持てる国にできると信じている。
それを実現するための、成功し続けるための最初の1歩は、社長が無知であることを自覚することから全てははじまる。