挑戦した大会
今回挑戦した大会は『第10回富士山マラソン2021』。
元々の大会名は『河口湖マラソン』。その歴史は古く、1976年の第1回大会から今回で44回目を迎える。富士山を眺めながら河口湖と西湖の周回するコースはパワースポットだけに走っているだけでもエネルギーがもらえる。エントリー期間が長く抽選でないところが仲間と一緒に参加できるので嬉しい大会。今回で7回目の出場となる。
タイム目標
9月6日の誕生日にコロナになり、約1ヶ月間の入院生活。退院後は歩くこともままならず、正直フルマラソンはもう走れないと思っていた。2ヶ月間のリハビリをやり切っての参加。今回は無理をせずに、ハーフを走れるかどうかを試したい。
レース内容
入院で体重が15kgも落ちたことで、いつどこでどこに支障をきたすかわからない状態。2ヶ月間のリハビリでどこまで走ることができるか。当初は20km・ハーフまでの予定でレースにのぞむ。
スタートからゆっくりしたペースでレースに入る。慌てることなく、走れることを楽しみながら。特別なアクシデントもなく10kmを通過。15km辺りから左足の足首に違和感を感じた。
予定通り20kmに到着。毎回ハーフで家族に連絡。今回も連絡したけど繋がらない。「あれ?調子もいいし、このまま行っても良いってことかな」と勝手に解釈をして、レース続行!その後も、左足首の違和感を感じたまま、レースを続ける。
その後、ゴールまで疲労や大きな痛みなどを感じることなく、無事に42.195kmを走り切ることができた。途中35kmを過ぎたあたりで気づいたら涙が止まらない。あわや死も考えたコロナ入院の重症化。呼吸もままならない状態、痩せ細ってくカラダ。一度は「もうマラソンは無理かもなぁ」とも思っていた。そこから運良く生還でき、こうやって走れていることへの喜びで涙が止まらない。本当に有り難いことです。
次回に向けての課題と対策
今回走り終えて、次回への課題と対策はない。
退院明けから2ヶ月間で、フルマラソンを完走できたカラダとココロにまずは感謝したい。後遺症という言葉を受け入れることなく、リハビリをしっかりして本番に合わせた自分を褒めてあげたい。
今回の入院がこれから先の人生に与える影響は大きい。よく「カラダが資本」とは言うが、これほどまでに痛感したことはなかった。カラダがあって仕事をはじめすべてのことが回っていることを再認識できた大会でもあった。
これからも走り続けられるカラダづくりをしっかりして、65歳までマラソンを楽しみます。
レース結果
レース結果は、5時間21分59秒。
各地点の通過時間は、以下の通り。
10㎞:1時間10分43秒
20㎞:2時間22分30秒
30㎞:3時間46分00秒
40㎞:5時間04分23秒
連続完走記録更新
果敢にチャレンジした15回目の挑戦も無事に完走することができた。
→ 5時間56分34秒
②東京マラソン2012
→ 4時間43分30秒【自己記録更新】
③第2回富士山マラソン2013
→ 5時間37分39秒
④第3回富士山マラソン2014
→ 5時間27分24秒
⑤第4回富士山マラゾン2015
→ 5時間53分21秒
⑥東京マラソン2017
→ 5時間13分43秒
⑦千歳JAL国際マラソン2017
→ 5時間27分42秒
⑧第6回富士山マラソン2017
→ 4時間58分08秒
⑨千歳JAL国際マラソン2018
→ 4時間50分00秒
⑩第7回富士山マラソン2018
→ 4時間36分18秒【自己記録更新】
⑪京都マラソン2019
→ 4時間33分38秒【自己記録更新】
⑫千歳JAL国際マラソン2019
→ 5時間09分48秒
⑬第7回富士山マラソン2019
→ 5時間17分11秒
⑭ロックンロールマラソン@ニューオリンズ
→ 4時間48分39秒
⑮第10回富士山マラソン2021
→ 5時間08分20秒