社内の人事制度などの『人財戦略』が経営に大きな差を生む時代

金村
今朝は明日の経営計画発表会の最終準備もあって、昔本社があった駅で電話を降りる。そして、行きつけだったスタバに立ち寄り落ち着いた雰囲気の中、コーヒー片手に仕事をはじめる。

かなり久しぶりに見たスタバの『ブラックエプロン』

スタバには何種類かのエプロンがあるのをご存知だろうか。

基本的には緑のエプロンがポピュラーだが、たまに黒いエプロンをしている『ブラックエプロンバリスタ』というスタッフがいる。でも、なかなかお目にかかることはできない。

『ブラックエプロンバリスタ』になるためには

どのようにしたら『ブラックエプロンバリスタ』になれるのだろうか。

まずは、定期的に店舗で『コーヒーマスター』としての認定を受ける試験がある。その試験を無事にパスした上で、さらに1年に1度しか開催されない社内試験を受け、その試験に無事に合格すると『ブラックエプロン』を着用できるという長い道のりがある。

合格率はたったの8%!

では、『ブラックエプロンバリスタ』はどれくらいいるのだろうか?
毎年人数は増えてはいるものの、割合としては12人に1人の割合で合格しているようだ。パーセンテージにしてみると、なんと8%!
司法試験の合格率が約25.9%、税理士の合格率が17.0%という数字を見ると、『ブラックエプロンバリスタ』の難しさ、そして、その価値を分かって頂けるだろう。

社内人事制度で合格するために4年

今日、店舗で見かけたスタッフに『ブラックエプロンバリスタ』になるまでに、どれくらいの期間がかかったのかを聞いてみた。
すると『4回目の試験で無事に合格したので、4年目ですね!。3回目の昨年が、たった1問で合格できなかったので、悔しくて、悔しくて(笑)。「絶対取るぞ!」と思って、4回目で無事に合格しました!』と教えてくれた。

切磋琢磨できる人事制度が社内にある環境

4年をかけてでも合格したい社内制度がある。そのために、頑張る社内風土がある。
このような環境が社内にあるのとないのとでは、会社の未来に大きな差が開く。

『頑張り』を評価する社内制度

会社で働く誰もが頑張っている。経験や役職によって頑張りの差はあれど、頑張っている。
社長はその頑張りを評価する責任がある。勘違いしないで欲しいのは、評価=報酬と直結するわけではないということ。
社長はそこを勘違いしてることもあり、賞与を出すことができないから評価しないと考えている社長が多くいる。
ちなみに社員数の少ない小さな会社で定期的に毎年、賞与を支給できている会社は約25%と言われている。
では、残りの75%の会社は、命の次に大切な時間を費やして、会社のため、お客様のために仕事をしている社員の頑張りを評価しないでいいのだろうか?
もちろん答えは『NO』である。

『人財戦略』で経営に大きな差ができる時代

スタバに『ブラックエプロンバリスタ』の制度があるように、社内の制度は社長の意思決定で社内に導入することができる。
その社内制度が社員のモチベート(動機)となり、その結果、日々のルーティン業務がマンネリ化することなく、イキイキと働ける職場環境ができあがる。
これまでの時代以上に、『人財戦略』を社内に持つ必要がある時代になってきている。
できることはまだまだある。『打つ手は無限』の精神で、社長が社内の働く環境を整えていく必要がある。

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