”社長がひとりで頑張る”ワンマン経営から
”社員が自然と動き出す”サイクル経営へ
『100年塾』塾長の金村秀一です。
社員の成長を加速させる
三方一致の法則とは?
人間には『三方一致の法則』
という法則が働いています。
これは、
ある間違った情報でも
全く違う3ヶ所から聞くと、
人はその間違った情報を
信じ込んでしまうというもの。
例えば、
目の前に置かれたシャンパングラス。
いつものように、
1ダースでお店には納品されず
丁寧に2個ずつ木箱で納品されました。
そして、
『このグラスは1個2万円するから
取り扱いに注意するように』
と伝えられました。
最初は驚いたりするかもしれませんが、
この時点では、
1個2万円かどうか半信半疑です。
そして、その日の夜、あるお客様が、
そのグラスでシャンパンを飲みながら、
連れの部下に
『いいグラスで飲む
シャンパンは味が違うな。
2万円は高いけど、やっぱり違う』
と話ししているのをたまたま耳にすると
『やはりあのグラスは2万円するんだ』
と意識するようになります。
帰宅後、
ネットサーフィンをしていると、
あるブログでシャンパングラスが
記事になっているのを目にします。
形は今日、目にしたものと同じ。
有名な老舗酒蔵が出したこだわりのグラスで、
定価も2万円と書いてある。
すると、
『やっぱりあればホンモノなんだぁ』
となり、
その情報が
正しいか正しくないかにかかわらず、
その人は『事実』として
その内容を信じてしまいます。
実はベクトル勉強会では、
この三方一致の法則が作用しています。
教材である
『仕事ができる人の心得』
に書かれている内容と
私が勉強会で解説する内容が
一致するようにしてあります。
この状況をつくりだすことで、
三方のうち2つが一致している
状態になります。
まさにリーチの状態です。
では、残りの一つはどうしたらいいのか?
それはそのまま放置しています。
タイミング待ちです。
取引先から、お客様から、
他社の社長から、雑誌から、
テレビから、ドラマから、漫画から。
リーチの状態さえつくっておけば、
残りのひとつのパズルは、
その人自身のタイミングで埋まります。
それを待つのです。
そして、そのパズルが完成した時に
『わかった!』という気づきが、
本人に起こります。
気づいてしまえば、
成長の速度は加速されます。
この三方一致の法則というパズルを、
どれだけ早く大量にリーチ状態を
つくっておくかが重要であり、
そのために大きな役割を果たしているのが、
ベクトル勉強会です。
三方一致の法則で
社員の成長を加速させる。
★☆★今日の仕事ができる人の心得★☆★
【 気づく 】
勉強・体験などを積み重ねた結果、
違いがわかった分だけ、
スタンスが広がるということです。
①ありふれたことを大切にする。
②人を喜ばせる。
③他人のことを思いやり、
尽くす気持ちを徹底する。