”社長がひとりで頑張る”ワンマン経営から
”社員が自然と動き出す”サイクル経営へ
『100年塾』塾長の金村秀一です。
◯◯費は可能性が無限大!
中小企業に残された唯一の差別化が
社員を育成した人財であることは
頭では理解できましたでしょうか。
しかし、
実践する社長が少ないのが現状です。
その一つの理由が、
人に技術をつけるスキル研修をするために
せっかくの時間と費用をかけて
社員教育を行っても、
成果を上げる前に退職してしまう
というケースが少なくないためです。
私もこの理由から、
『社員教育なんて時間と費用の無駄!』
と考えていた社長のひとりでした。
社員教育を諦め、
優秀な社員が入社してくることを心待ちにする
『祈りの教育・祈りの経営』
をする社長のひとりでした。
もちろん祈りの経営の結果、
優秀な社員が入社してくることは
ありませんでした。
このような失敗を経験して、
人の能力に依存する属人的経営をやめ、
人の能力に依存しない総合力経営を
することを決心しました。
サービス業では、
人件費は経費の中の大きな割合をしめます。
確実に成果を上げるのは難しいですが、
一番可能性を秘めている費用でもあります。
仕入れた商品・提供しているサービスが
10倍の価格でお客様が手に取ることは
まずありません。
しかし、人財に関しては、
教育を施すことで、
今の10倍にもそれ以上にも
価値を高めることができます。
この一番大きい、可能性のある経費に対し
教育を行い続けた結果、
『日鶏〆』では、法人営業や名刺交換、
はがき書きなどを社員が何食わぬ顔で実践し、
『なんとなく行ってみるか』というお店から
『焼き鳥食べるんだったら日鶏〆』という
わざわざ選んでいただける店に
なりつつあります。
その結果、
お客様からの紹介が増加し、
予約件数は前年比の2倍以上という
とても有り難い成果を
上げることができています。
属人的経営から総合力経営への
成長を目指すためには、
社員教育をするという決定を
社長がくだすことから
全てがはじまります。
経営が難しいわけでも、
社長の能力が低いわけでも、
社員の能力がないわけでもありません。
社長が社員の育て方を
知らなかっただけの話です。
正しい社員の育て方を知り、
変化し続けることを恐れない
社員と組織をつくることで、
お客様になくてはならない会社が
誕生することになります。
属人的経営から
総合力経営へ。
社長の決定で全ては決まる。
★☆★今日の仕事ができる人の心得★☆★
【 含み資産 】
なんと言っても、
1番はお客様の数です。
2番が社員教育、
3番が土地と定期預金です。