農場の法則とは
突然ですが、『農場の法則』って知ってますか?
農場の法則とは、
『蒔いた種以外の作物は収穫できない』
というとてもシンプルなもの。
例えば、カボ者の種を蒔いたら、かぼちゃしか収穫することができません。
きゅうりやトマトは収穫できません。
ですから、かぼちゃの種しか撒いていないのに、『トマトができない』ことに文句を言うのは見当違いなのです。
トマトが欲しければ、トマトの種を自らの手で撒くしかないということです。
地球という星は『行動の星』
つまり、ある『行動』をした場合は、それに見合った『結果』以外は生まれないということ。
人の行動には、必ず結果が伴います。
自分が望む結果に見合った行動をしていないのに、結果だけを求めるのは愚の骨頂というものです。
自分の身に起こる『意味ある必然』
法則というものは、必ずそのような結果になる、必ず成り立つから法則といいます。
会社であれば、社長のすべての言動は、巡り巡って社長自身に返ってきます。
しかも、種を蒔いた本人が全く予測していない方法とタイミングで、さらに、大きな利息をつけて返ってきます。
良いことも、悪いことも、社長の身に起こっていることは、過去に自分が撒いた種を収穫しているだけなのです。
ですから、自分の目の前で起こっていること全ては、単なる偶然ではないのです。
『態度』は、毎日選択できるもの
『態度』という、このような言葉があります。
人生とは10%が自分の身に起こることで、残り90%はそれに対してどう自分が反応するかで決まる。
あなたにとってもこれは同じ。
忘れてはならないのは、私たちは毎日その日に取る態度を選択し、決めることができるのである。
種を蒔いたら、良いことも悪いことも、必ずその分収穫ができるという法則です。
だからこそ、社長は良い種を蒔き続けなければいけません。
社風は土、組織は鉢、人財は種、社長は農夫
社風は土、組織は鉢、人財は種、そして、社長は農夫なのです。
農夫である社長が、この『農場の法則』に従って、栄養分の高い土を耕し、種を蒔き、愛情を注ぎ育てること。
このプロセスをなくして、求める結果は手に入ることはありません。
手間をかけ、愛をかけ、土を耕すことから全てがはじまります。
『蒔いた種以外の作物は収穫できることはない』
これが、シンプルですが、とても重要な『農場の法則』です。