Smart Keyboardが反応しない。その原因はアルコールによるメンテナンスだった。

金村

iPad Pro 9.7インチのSmart Keyboardが反応しない。Apple Storeに行ってわかったその驚きの原因とは?

Smart Keyboardが反応しない

iPad Pro 9.7インチのSmart Keyboardが反応しない。

ここ3ヶ月ほど調子が悪く、今年はiPad Proをフル稼働させようと考えていただけに困った。

ネットで原因や対処法などをいろいろ調べてみると、

『Smart Keyboardに不具合が発覚。発売日から3年以内は無償修理対象』

などの記事がある。

購入したのは2016年5月なので対象に該当すると思って、まずはApp Store銀座の予約を取ろうとサイトを開いた。

Appleからの正式な発表でないと対応はできない

 

「修理を依頼する」を選択して、iPad→iPadアクセサリを選択すると電話対応の画面が出てきた。

「無償修理もわかっていることだし、電話対応で済めば時間が節約できる」

などと思いながら、電話対応を選択した。

電話対応は、とても親切だった。

ただ、上記の『Smart Keyboardの不具合の発覚や発売日から3年以内は無償修理対象』の話を伝えても、

『Appleからの正式な発表ではないので、それはできません』と言われる。

結局、電話対応では原因もわからず、直りそうもなかったので、App Store銀座のGenius Barの予約を翌日に取って電話を切った。

Smart Keyboardは2回目の故障だった

正直購入から2回目の故障だった。

前回の1回目は購入1年以内ということもあり、新品と交換をしてくれた。

でも、今回は1年を超えていること。

そして、前日の電話でも無償交換や無償修理は難しいと聞いていたこともあって、有償で修理することはもはや考えてなかった。

そうなった時は、他のキーボードに変えるつもりだった。

だからApple Storeに向かう前にヨドバシカメラで他のキーボードの調査をしていた。

Apple Storeでどこの異常かをチェックする

 

翌日15:10。

App Store銀座のGenius Barに到着。

15分ほど待たされたが物腰の柔らかい男性スタッフが担当してくれることになった。

iPad Proの異常か、Smart Keyboardの異常かをチェックすることからはじまった。

iPad Proに異常がないことがわかり、店舗にある正常なSmart Keyboardを持って来てiPad Proに接続してみる。

すると全く問題なく、サクサクタイピングができた。

Smart Keyboardの異常が判明した瞬間だった。

想定外の対応で新品に即日無償交換

『2回目の故障だし、有償だったら修理考えてないよ』

とスタッフに伝える。

するとスタッフが、

『お客様はとても大切に使ってくれていることもあるので、Smart Keyboardの在庫もあるので無償交換させて頂きます』

と予想外の展開になった。

そして、その後、すぐに新品のSmart Keyboardを持ってきてくれて、接続・稼働確認をして即日無償交換となった。

諦めていただけに、この対応はすごく嬉しかった。

またAppleファンになってしまった。

ピンチをチャンスに変えるとは、こういうことを言うんだろう。

Smart Keyboardの故障の原因は『アルコールでのメンテナンス』

最後に、スタッフから言われた言葉が衝撃的だった。

『お客様にひとつお知らせしたいことがあるのですが。とても綺麗にiPad ProもSmart Keyboardもご使用になられていると思いますが、先ほど「アルコールでメンテもしている」と言う話がありましたが、今日以降はSmart KeyboardとiPad Proの接続部分はアルコールなどの液体は使わないでください。その原因による不具合が出ている可能性があります。ですから、乾いた布等で拭く程度でメンテするようにお願いします。』

私は定期的(数ヶ月に1回程度)にiPad ProとSmart Keyboardをアルコールで綺麗にしていた。

購入してからずっとだ。

もし、それが原因と考えると、1回目の故障も、今回の故障も、原因ははアルコールでのメンテナンスと言えるだろう。

ネットで調べた時に、そのような情報が書かれているページが無かった。

大切にしている人ほど、やってしまうミスだと思うので、ここで情報共有させてもらった。

Smart Keyboardのメンテナンス方法は十分注意する

iPad ProではSmart Keyboardが一番優秀なキーボードだけに、故障することなく活躍してもらいたい。

そのためにもメンテナンス方法は気をつけていく必要がありそうだ。

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    この記事を書いた人

    金村 秀一

    100年塾塾長・社長コンサルタント

    社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

    経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。