決して心を乱さない
突然の危機が襲ってきたとしても、
中心人物の心さえ乱れなければ、何も問題はありません。
一時的に不安定になったとしても、
長期的に考えれば安定している。
だから、組織が揺るがないようにするためには、
中心人物である社長の心が乱れないことです。
人を育てるということ
『人を育てなさい』ということは、
『一晩で別人のように変えなさい』ということではありません。
思いやりと一貫性のある正しい態度を、沐浴のようにじっくりと浴びせ、
染みついていたものが、自然と流れ落ちていくのを待つこと。
そして、本人も気づかないうちに、
悪い習慣から遠ざかり、良い習慣が1つ1つ増えていく。
その様子を近くで見守り続ける。
人を育てる時に、できることは、ただそれだけです。
成功する社長の思考
『なにが得られるか』は後、
『自分たちがやる意味』が先。
群れから抜け出したかったら、
この考え方の順番を思い切って変えてみることです。
社長の勘違い
社長は忘れてはいけない。
才能のある部下がいないのではなく、
部下の才能を引き出すことができる社長に
まだ自分がなれていないだけだということを。
誰も隠せないもの
評価する人が誰もいないところで、
どれだけ人の悪口を言わずにいられるか。
どれだけ善行を重ねられるか。
正々堂々と戦えるか。一生懸命に仕事ができるか。
それらの行いが全て『人間性』として現れる。