アンバランスが会社を成長させる!

”社長がひとりで頑張る”ワンマン経営から
”社員が自然と動き出す”サイクル経営へ

『100年塾』塾長の金村秀一です。 


アンバランスが会社を成長させる!

組織がつくられて成果を上げるまで
組織は段階的に4つの成長を遂げながら
パフォーマンスを高めていく
という
『タックマンモデル』
というものがあります。

『タックマンモデル』とは、
チームビルディングの段階を示すものです。
以下の4段階を経て
組織は機能するようになります。

FORMING【第1段階・形成期】

組織が結成された最初の段階では、
対立しないように
社員がお互いに遠慮や気遣いをしながら
共通の目的等もわからず模索している。

STORMING【第2段階・混乱期】

目的・各自の役割と責任等について
意見を発するようになり、
対立が生まれる状態。
いさかいが多く、チーム全体では
モチベーションが下がることが多い。

NORMING【第3段階・統一期】

組織間の信頼感も高まり、
仕組みや方針などの行動規範が確立する時期。
社員は自分の行動を修正し、
組織の課題達成を協力して行うなど
モチベーションが高まり
生産性が少しずつ高まることが特徴。

PERFORMING【第4段階・機能期】

組織に結束力と一体感が生まれ、
高い業績を達成できるようになる時期。

組織が一枚岩となって機能し、
社員の能力、パフォーマンス、
モチベーションが高く、
リーダーから管理されなくても
方針に沿った意思決定を自ら行い、
与えられた任務を達成していく
ハイパフォーマンスチームが生まれる。
組織全体に高い信頼関係ができ、
相互依存で相乗効果を出していくことが特徴。

残念ながら、ほとんどの組織は
『PERFORMING』に到達できない
という現実があります。

また『PERFORMING』に達しても
リーダーの交代や人事異動などで
混乱期に戻るようなこともあります。

社長が組織を機能させるためには、
第2段階の混乱期を最小限かつ
短期的に乗り越え、
組織を統一するための工夫が必要です。

組織は段階的に
4つの成長を遂げながら
パフォーマンスを高めていく。

★☆★今日の仕事ができる人の心得★☆★

【 アンバランス 】

成長する時に起こる一時的な現象です。

バランスが良くなると

会社の成長は止まる。

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    この記事を書いた人

    金村 秀一

    100年塾塾長・社長コンサルタント

    社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

    経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。