借入体質・銀行依存からの脱却|金融機関に左右されない経営をする

銀行からの借り入れに依存する体質の会社だと、『銀行がウンと言ってくれないから、新規の設備投資ができない』『どうしても銀行に融資をしてもらわないと、運転資金がショート(不足)する』など、金融機関がイエスと言うか、ノーと言うかで、会社の命運は左右される。要するに金融機関に会社の命運を握られている状態。

そのため、自己資本比率の目標は50%。まず最初のファーストステップとして、30%をクリアすることを目安に改善していく。

ここで確認しておくべきもうひとつの数字が、固定比率。返さなくてよいお金(自己資本)で、1年以上換金ができない資産(固定資産)を賄えているかどうかを見ることができる。

望ましいバランスは、自己資本ライン(水色のライン)より固定資産が下にある、つまり、固定資産よりひこ資本の方が大きいことが理想的。

固定比率(%)= 固定資産 ÷ 自己資本 ✖︎ 100

固定比率が100%以下であれば、自分のお金で、固定資産を賄えていることになり、財務は案していていると言える。逆に固定比率が高いと借入に依存していることを意味し、安定性が低いと判断される。

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    この記事を書いた人

    金村 秀一

    100年塾塾長・社長コンサルタント

    社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

    経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。