B/S経営が潰れない強い会社をつくる

車にも年に1度の『車検』があるように、会社にも年に1度の『社検』という、定期的な健康診断をすることでより強い会社をつくることができます。

毎年受ける健康診断と同じで、自分の会社の健康状態を知れば、必然的に打つ手が見えてきます。とても簡単ですので、このB/Sによる健康状態の見方を社長として覚えておいてください。

B/Sの細かい報告を見る必要はありません。ここでお話しするのはB/Sをパズルのように5つのブロックに分けて、ビジュアルで診断できる方法です。

B/Sは右側の「負債の部」「資本(純資産)の部」、左側の「資産の部」で構成されています。右側の「負債の部」と「資本の部」はキャッシュをどこから調達したかを指します。「負債の部」は金融機関からの借入などによって、「資本の部」は自己資金による調達を指します。

つまり、ビジネスをするための元手になるキャッシュをどこから用意したかがわかります。

これらのキャッシュを投資として左側の「資産の部」、つまり様々な資産に変え、運用をすることで会社は利益を生み出します。仕入れた在庫、土地、工場、機会設備などなど、これらを総動員してキャッシュを生み出すのがビジネスです。

調達した資金の運用の仕方が悪ければ利益は少なくなりますし、上手に効率的に運用できれば、より多くの利益が生み出されることになります。B/S経営が潰れない強い会社をつくります。

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    この記事を書いた人

    金村 秀一

    100年塾塾長・社長コンサルタント

    社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

    経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。