役職者・幹部社員によくある典型的な失敗【5】

『やらなくていい仕事』を指示すると部下は潰れない

優秀な部下を潰してしまう上司も目立ちます。

頼もしく思うあまり、仕事を頼みすぎて、部下がオーバーワークになって体調を崩したり、嫌気がさして会社を辞めてしまう。

これは『やらなくていい仕事』を指示できないのが原因です。

部下の時間と体力には限界がある

優秀な部下にあれもこれも頼みたくなるのは自然の感情です。

買い物に言ってあれもこれも買いたくなるのと同じです。

けれど、買い物に使えるお金や時間が限られているのと同じように、部下の時間と体力にも限界があります。

だから、上司になったら、たくさんある『頼みたい仕事』から『やらせなくていい仕事』を選ぶクセをつけなければいけません。

幹部社員と新人社員の仕事のバランス

私は幹部社員にの仕事内容を常時チェック、観察し、定期的に『もうやらなくていい仕事』を指示します。

一方、新人にはフル回転しないとできない仕事量を与えるのがちょうどいい。新しい失敗体験が増えて、すくすく成長してくれます。

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    この記事を書いた人

    金村 秀一

    100年塾塾長・社長コンサルタント

    社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

    経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。