社長の決定をすぐに実行する

”社長がひとりで頑張る”ワンマン経営から
”社員が自然と動き出す”サイクル経営へ

『100年塾』塾長の金村秀一です。

社長の決定をすぐに実行する!

昨日のメルマガの最後に
スケジュールは基本的に
最大7日間にすること

ということをお伝えしました。

『7日間後だと遅い。。。』

こんなことを言われたことがあります。

1年間は53週間あります。

たとえ一週間かかったとしても
年間を通じて53の実行が
進む計算になります。

しかも、
53の実行数に社員数が掛け合わされるため
かなりの数字になることがわかります。

ですから、
『7日間後だと遅い。。。』
と思っている人も、
コトが確実に実行されることを考えると
決して遅くないことに気づきます。

しかし、ここ最近、
私はこの方針を変更しました。

変更後の方針内容は、

『社長が依頼した仕事の締切は
 基本的には翌日とする』

となりました。

『やっぱり7日間は
 長かった、遅かったんじゃないの!』

いえいえ。
そういった理由で
方針変更をしたのではありません。

もっと重大な他の理由から
このような方針変更を決定しました。

社長が決定したことを
社員は即実行する。

これが中小企業の組織の
理想の姿であると言い続けています。

だからこそ7日間という
スケジュールの細分化をしました。

しかし、実際にこれを実施してみると
ほとんどの社員がすぐには動かないのです。

『まだ1週間ある。。。』
『もう少しあとでやろう。。。』

などと考えるのか、
即実行する社員が少ないことがわかりました。

それでも通常業務があるために
この方針を続けてきましたが、
社員が悪い習慣を
上手くなっていることに気づき、
方針転換を行いました。

繰り返し上手くなっていった
悪い習慣とは、

『社長の決定をすぐに実行しなくても良い』

ということです。

方針変更後の社員は大変です。

社長である私から依頼を受けると
翌日までに実行して報告しないといけません。

もし、時間が足りないのであれば、
どれくらいの時間が必要だという
理由と期間を報告して、
はじめて1週間延長されます。

しかも延長は1回きりです。

そのために、
即実行するしか手立てがない状況に
社員はなりました。

どちらにしても、
決定をすぐに実行しなければ、
延長したい理由も期間もわからないのです。

『社長が依頼した仕事の締切は
 基本的には翌日とする』

このように社長の方針の決定で
社内の動きは変わるのです。

上手くいくかいかないかは、
全ては社長にかかっているのです。

即実行する環境を整える。

★☆★今日の仕事ができる人の心得★☆★

【 行動指針 】

お客様のために良いと思うことは

『すぐやる』。

いつかいつかと思うなら、今。

もっと良い方法が見つかったら

『すぐ変更する』。

間違えたと思ったら

『すぐやめる』。

失うものよりも

得られるもののほうが大切です。

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    この記事を書いた人

    金村 秀一

    100年塾塾長・社長コンサルタント

    社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

    経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。