間違えた決定を実行する勇気②

”社長がひとりで頑張る”ワンマン経営から
”社員が自然と動き出す”サイクル経営へ

『100年塾』塾長の金村秀一です。

間違えた決定を実行する勇気②

昨日のメルマガの続きになります。

間違えた決定を
全社員が全速力で実行したら
その結果はどうなりますか?

いかがですか?
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さんの答えは出ましたか?

正解は、

『すぐに失敗する』です!

シンプルで当たり前の答えですが、
とても大切な意味が隠されています。

社長が間違えた決定をして、
それを全社員が全速力で実行すると
すぐに失敗する。

そのあと、社長は
どのような行動に出ると思いますか?

自分が決定した間違えた方針を
すぐに修正するでしょう。

なぜなら、前提条件の1つめにある
社長は全人生をかけて仕事をしていて、
社員や会社が損をするような決定は
絶対にしないからです。

ですから、間違えた決定を
必ず修正することになります。

これを繰り返していくことで、
正しい決定に向かうようになります。

このような方針転換ができるのも
全速力で全社員で実行してくれたからです。

もし、社員が実行しない。
または、全速力で実行しなければ、
この決定が失敗だったとわかるのが
数ヶ月後、半年後、1年後、数年後、
となります。

そのために、成功するための
チャンスロスをしているのです。

1,000万円の失敗をするのと、
1,000万円のチャンスロスをするのは
同じことであることなのです。

いや、未来を考えると、
1000万円のチャンスロスは
大切な未来を失うことでもあるので
そちらの代償の方が大きくなります。

とても残念なことに、このことは、
日本の多くの中小企業で起こっっている
現状でもあるのです。

我が社を含めた中小企業に、
そんなに優れた商品・サービスは
必要ないと最近感じます。

虫眼鏡で太陽の光を集めるように、
社長と社員が一丸となって実行することで
多くのことは上手くいくからです。

しかし、このような組織が作れないために、
上手くいかない理由を
商品・サービスに代替えしていると
私は強く思っています。

なぜなら、
100年塾でサポートさせていただいている
会社の業績がよくなるのは、
新商品・新サービスを開発したわけでもなく、
社長と社員の力をひとつにする
お手伝いをしているだけだからです。

中小企業とはそのようなものです。

だから大切なことは、
間違えている、間違えていないに関わらず
すぐに実行することなのです。

全速力で全社員が実行する。

これが中小企業の
最高の商品・サービスなんだということを
早くみなさんに気づいていただきたい。

中小企業の
最高の商品・サービスとは、
社長の決定を
全社員が全速力で
実行すること。

★☆★今日の仕事ができる人の心得★☆★

【 器 】

上司の言ったことを

理解しようとしてもダメ、

やってみないとわからない。

上司と器が違う。

部下の器には入らないから、

上司をなかなか理解できないのが

当たり前です。

器の差が部下の成長のできる余地です。

実行してみて器が大きくなる。

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    この記事を書いた人

    金村 秀一

    100年塾塾長・社長コンサルタント

    社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するための成功し続ける社長の経営塾”100年塾”を主宰。

    経営塾”100年塾”は、飲食業界に関わらず、様々な業界の社長が全国各地から参加している。経営計画書・環境整備・斜めの関係という再現性の高い道具を使って、社員がイキイキと働きながら、社長の決定をすぐに実行する、高収益体質の会社づくりをサポート、生産性が高い強い経営ができる。